表情豊かなブルーがメインカラー。エルメス ビューティから2024AWコレクションがデビュー

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熱気と冷気、触覚と視覚、有形と無形といった相対なるワードから導かれたクールトーンとウォームトーンを、感覚的に組み合わせて作り出された本コレクション。斬新なカラーニュアンスが多彩なブルーに秘められた二面性を紐解いていく。今季、オンブル ドゥ エルメスはコバルトブルーを採用。力強い青がやわらかいカーキとブラウンを引き立てる。アクセントカラーとしてきらめくゴールドを添えて。これらはマット、サテン、シマーの3つの質感で構成され、なめしたレザーを連想させるナチュラルカラーのパレットに包まれる。

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また、Hermès のレザーコレクションのニュアンスから着想を得たのがレ マン エルメスのネイルエナメル。嵐を予感させる空のようなミネラルブルーと濃厚なグレーがかったカーキの2色ががローンチ。Hermès Beauty 部門のクリエイティブ・ディレクターであるグレゴリス・ピルピリスは、2色並べて使うつけ方もおすすめしている。

©François Coquerel

ルージュ エルメスからは3つのリップスティックが展開。ケースには珊瑚礁の青、深海の青、嵐の空の青といったニュアンスの異なるブルーがボタニカルな色合いにアクセントとして加えられた。今回初めて、表面の仕上げに、レザーのなめらかな手触りを再現したマットな質感を採用。リップカラーはパール入りの明るいベージュ、赤みを帯びたピンクベージュ、深い赤ながらシアーな発色の赤といった、季節の移ろいを想起させるような濃度の異なる3色が登場する。

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グレゴリス・ピルピリスはルージュ エルメスの仕上がりについて下記のようにコメント。
「透明感のある仕上がりは、降り注ぐ陽光のように唇を輝かせます。マットな仕上がりは、ビロードの柔らかさで唇を包みこみます。そして、シアーマット仕上げは、唇の内側から外側へ、自然なグラデーション効果を演出します」

2024秋冬リミテッド・エディションのルージュ エルメスとオンブル ドゥ エルメスはレフィル交換が可能なので、定番コレクションのレフィルに付け替えることもできる。これらは2024年9月より、世界各国の一部の Hermès ブティックを中心に発売開始予定だ。お見逃しなく。