オム プリッセ イッセイ ミヤケ が展覧会を開催。絵と服の2つの観点から
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オム プリッセ イッセイ ミヤケ が展覧会を開催。絵と服の2つの観点から
homme plissé issey miyake
to holds new exhibition with ronan bouroullec
製品プリーツの技術を背景に、新しい日常着を提案する HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE (オム プリッセ イッセイ ミヤケ) が特別展示「Ronan Bouroullec: On Creative Session」を開催。デザイナーの Ronan Bouroullec (ロナン・ブルレック) とのプロジェクト「クリエイティブ・セッション」を紹介する展覧会として、2024年10月25日より東京ミッドタウンのギャラリー、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3 にて行われる。
Ronan Bouroullec はデザイナーとして家具、照明、空間、建築などの分野で幅広く活躍するほか、ドローイングでも高い評価を得ており、色彩豊かで直観的に描かれる手法が特徴だ。「クリエイティブ・セッション」は HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE の2024年秋冬のコレクションテーマ「没入。野性溢れる創造力」のもと発足。彼のドローイング作品の色や形、流れるような筆致をデザインチームが服づくりに取り込み、コート、パンツ、バッグなどのアイテムに反映させている。
本展では、このプロジェクトをドローイングと服づくりの2つに分けて紹介する。ドローイングに関しては、原画やそれを収めた映像を展示。一方、服づくりについては、技法ごとに分けた試作品や製造工程の映像を展示し、一着の服が形になるまでを見せる。さらに、Ronan Bouroullec がプロジェクトについて語る映像からは、彼とデザインチームの交流が明らかにされる。描くことと服を作ることは一見異なる分野であっても、彼らはその親和性やつながりを追求している。ものづくりに対する互いの精神が交わる展覧会にぜひ足を運んでみて。