ファッション界のデジタル・イニシアティブ Michael Kors (マイケル・コース)が 2015年秋冬コレクションで Snapchat を活用

© Michael Kors

ニューヨークファッションウィークの華、Michael Kors (マイケル・コース) の2015年秋冬コレクションが18日発表された。

毎シーズン豪華なゲスト陣でも注目を集めるショーのフロントローには今季、Kate Hudson (ケイト・ハドソン) や Alison Williams (アリソン・ウィリアムズ)、日本人モデルの TAO などアーティストや女優など華々しい面々が顔を揃えた。

Michael Kors のお家芸の一つ、たっぷりとした毛量がリュクスなグレーのファーコートに身を包んだ Natasha Poly (ナターシャ・ポーリー) が幕を切ったランウェイでは、トラッドな印象のグレンチェックやシルキーなカシミア、キンケイの羽のような装飾をあしらったツイード素材など、上質なマテリアルをふんだんに用いたコレクションが登場。

© Michael Kors

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ミッドカーフレングスが貞淑的なスカートやヒップが隠れるロング丈のローゲージニットといったレディライクなルックに対して、マニッシュなグレンチェックにはワイドシルエットのトラウザーが合わせられるなど、フェミニンな女性像の中にマスキュリンなテイストが入り乱れる。

次第に華やかさを増す中盤から終盤にかけて、お得意のグラマラスなナイトガウンが披露されたショーでは、フィナーレにはシアーな素材の上に施された無数のビーズ刺繍が煌びやかな輝きを放つロングガウンに身を包んだ Karlie Kross (カーリー・クロス) が登場している。

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また、ファッション界におけるデジタル・イニシアチブとして知られる Michael Kors は、今回の2015年秋冬コレクションで、世界初となる「Snapchat」を用いた試みに挑んでいる。

スマートフォン専用の動画 (写真) 共有アプリの「Snapchat」は、ユーザー間で動画や画像を送受信し、閲覧したデータは一定時間で削除されてしまうというユニークな仕様で話題を集め、近年モデルやヤングファッショニスタを中心にブームの兆しを見せている。

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今回のショーでは、バックステージの“Behind-the-scene”やランウェイショーのファンファーレ、そしてフロントローの様子など、普段のレポートでは感じ取ることの出来ない、ランウェイショーのパーソナルな一面を垣間見せている。

時を同じくして、ニューヨークのSOHOに今月オープンしたばかりの Michael Kors のフラッグシップストアでは、イタリアのオプティカルメーカー Luxottica (ルックスオティカ) とのパートナーシップを提携した初めてのアイウェアコレクションである「Miranda (ミランダ)」のローンチを祝したパーティーが開催。Poppy Delvigne (ポピー・デルヴィーニュ)、Harley Viera-Newton (ハーレー・ヴィエラ・ニュートン)、Hanneli Mustaparta (ハネリ・ムスタパルタ)、Ming Xi (ミン・シー) など、ランウェイショー同様豪華なセレブリティゲストが顔を揃えた。

アイウェアコレクション「Miranda」のローンチのため、フラッグシップストアに集ったセレブリティのゲストたち。Photo by Timothy Hiatt/Getty Images for Michael Kors

アイウェアコレクション「Miranda」のローンチを祝うため、ソーホーのフラッグシップストアを訪れた日本人モデルのTAO。Getty Images for Michael Kors

HP: www.michaelkors.jp