多彩なプログラムをラインナップする領域横断的アートフェスティバル「水平都市 2024」が開催
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多彩なプログラムをラインナップする領域横断的アートフェスティバル「水平都市 2024」が開催
"flatline city 2024"
to be held at the ojo building in kabukicho
2024年11月8日(金)から10日(日)まで、新宿・歌舞伎町にある王城ビルを舞台に多様な芸術が交差するアートフェスティバル「水平都市 2024 (FLATLINE CITY)」が開催。初日となる8日(金)には18時から23時にオープニングパーティが行われ、9日(土)および10日(日)は、14時から23時まで王城ビル全体を使った多彩なプログラムが展開される。
アーティスト・映画監督の石原海によって創設されたコレクティブ「水平都市」は、「街であがいてる人たち」のための開かれたプラットフォーム。人々の交わりを通じて空間、身体、文化、政治を複合的に思考することを試み、作品展示、パフォーマンス、ライヴ、DJ、映画上映、ラウンドテーブル、レクチャーなど、領域を横断したさまざまなプログラムをラインナップする。第二弾となる本イベントのテーマは「驚き」と「ハプニング」。あらゆるプログラムが同時多発的に行われ、来場者は会場を自由に行き来し、時に発生するハプニングを他者と共有する体験を楽しんでほしい。
初日のオープニングパーティでは、Björk (ビョーク) といった世界的アーティストとコラボしてきた作曲家 Doon Kanda (ドーン・カンダ)、AphexTwin (エイフェックス・ツイン) によるレーベルからデビューアルバムをリリースした Ultrademon (ウルトラ・デーモン) らが DJ をプレイ。さらにパフォーマーらも集い、フェスティバルの幕開けを祝福する。
そして11月9日(土)、10日(日)に参加するのは、東京を拠点に活動する KOM_i (コムアイ)、花代、MES (メス) といったアーティストのほか上海拠点のクィアアーティスト YiHao (イハオ)、ロンドン拠点のパフォーマンスアーティスト Anna Nazo (アンナ・ナゾ) など、世界各国から気鋭のアーティストを招待。さらに galerie tenko presents (ギャラリー テンコ プレゼンツ) がキュレーションした Louis Backhouse (ルイ・バックハウス) による大型インスタレーション作品の展示や、日本未公開の映画監督たちによる短編映画の上映も。また会場内にはスナックやラウンドテーブルが設置され、来場者は共に飲み語らい交流することができるのも本イベントの魅力の一つだ。
本企画のステートメントには、こう綴られている。「ひとりで、この身体で、都市で生きていくことの違和感やその孤独感を持つ人たちに向けて。まだ出会ったことのないあなたに向けて。社会や予定調和の出来事に、一時的にだけでも共に抗ってゆくために。水平都市で会いましょう」