「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」が発足、環境と社会にポジティブなインパクトをもたらすイノベーションを表彰
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「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」が発足、環境と社会にポジティブなインパクトをもたらすイノベーションを表彰
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Kering (ケリング) の新たなアワードプログラム「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」の記念すべき第1回授賞式が3月13日(木)に東京・虎ノ門の TOKYO NODE HALL にて開催されることが発表された。本プログラムの目的は、ファッションとビューティ業界において環境と社会にポジティブなインパクトをもたらすイノベーションを発掘・育成すること。本プログラムでは、代替原材料・素材、製造工程とリテール、消費者エンゲージメントというサブテーマごとに募集を行い、国内のスタートアップ企業および研究者から120社を超える応募が寄せられた。本授賞式では、上位3社が発表される予定だ。授賞式の模様はオンライン視聴が可能となっている。
「ケリング・ジェネレーション・アワード」をご存知だろうか?Gucci (グッチ) や Saint Laurant (サンローラン)、Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ)、Balenciaga (バレンシアガ) といったブランドを傘下に持つグローバル・ラグジュアリー・グループである Kering が、サステナビリティ戦略の一環として、グローバル・イノベーション・プラットフォームの「Plug and Play」と提携。ファッション業界のチェーン全体で革新的なソリューションを発掘すると共に、「代替原材料からリサイクル技術まで」という視点を通じて製品寿命を延ばすといった新しい考え方を追求するべく、2018年12月に中国で発足したアワードプログラムだ。現在は、日本、サウジアラビア、そしてジュエリー業界に展開されている。
日本では初開催となる今回、スタートアップ成長支援の専門部隊である「CIC Institute」のサポートの下、120社を超える応募の中から、書類選考と2回のピッチイベントを経て上位11社が選出。授賞式で発表された上位3社には、包括的なメンターシップとネットワーキングの機会、ファッションとビューティ分野のイノベーションリーダーとの交流を目的としたヨーロッパ研修の機会などの特典が用意されている。さらに、最優秀企業には賞金1,000万円が授与される。また、当日は Kering 会長兼CEOの François-Henri Pinault (フランソワ=アンリ・ピノー) と、昨今話題の「Brewed ProteinTMファイバー」を開発・生産するバイオスタートアップの Spiber (スパイバー) 株式会社代表執行役の関山和秀による対談も予定されている。
〈選出企業一覧〉
株式会社アルガルバイオ、AMPHIBIO LTD (Trading as AMPHICO)、Synflux 株式会社、FiberCraze 株式会社、株式会社ファーメンステーション、マイクロバイオファクトリー株式会社、株式会社 ARCHIVESTOCK、株式会社 comvey、株式会社 STANDING OVATION、株式会社 Spacewasp、株式会社モーンガータ
本授賞式の様子は、オンラインにて視聴可能。日時は、2025年3月13日(木)17:30~19:00。視聴には事前登録が必要となっているため、詳細はコチラから確認して欲しい。