tsukasa kudo
holds exhibition at shaba kagurazaka

10年の記録を再構成。工藤司が写真展を開催中

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10年の記録を再構成。工藤司が写真展を開催中

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写真家の工藤司が、神楽坂のアートギャラリー「写場」にて個展を開催中。7月5日(土)から7月26日(土)まで開かれる本展では、これまでの約10年にわたる活動を振り返り、自身のアーカイブをもとに再構成した作品群が展示されている。

ファッションブランド kudos (クードス) のデザイナーとしての顔も持つ工藤司。本展では、写真家としての側面に焦点を当て、2010年代から続けてきた撮影の記録を公開する。彼は写真製作について、「およそ10年ほどの写真の記録には、出会ってから今まで何度も撮り続けている人も、一度だけ撮った人もいる。シャッターを押すのは、その瞬間にだけ開かれる、共有される美しい景色を見たいからだと思う。現実は確かに時と共に変化していくけれど、その時開かれた、こちらに向けられた奇跡みたいな瞬間をとどめておくことが、自分にとっての写真だと思っている。」と語る。

会場では、台湾を代表するグラフィックデザイナー、Aaron Nieh (アーロン・ニエ) がデザインを手掛けた、工藤司の初の作品集『he was, he is』や、「写場」とのコラボレーションによる T シャツやノートが販売中。工藤司が歩んできた10年の軌跡が詰まった本展にぜひ足を運んでみて。