洗練されたシンプルの美。アタッチメントが2026年春夏コレクションをローンチ

1999年に創設された ATTACHMENT は、美しいシルエットと素材使いから生まれる心地よさを大切にし、緻密なクラフツマンシップによって、ブランドコンセプトである「人を引き立てる服」を体現している。現在デザイナーを務める榎本光希による最新コレクション「Easily」では、何気ない日常に寄り添う“気軽さ”に焦点を当て、無意識に漂う余韻のような美しさと、力まずに纏える自然な上質さが表現されている。

中でも印象的だったのは、エフォートレスなスタイルの象徴ともいえるシルクカシミアのニットウェア。ワイドシルエットのトラウザーズは身体から離れて風をはらみ、軽やかさを演出。細やかなストライプが生む清涼感は、小粋な陰影としてスタイリングに奥行きを加えた。足元には、バックレス調でも履けるスムースレザーのローファーやサンダルが登場。シンプルな装いの中に、さりげない個性とアクセントを添えている。カラーパレットは、オフホワイト、ベージュ、コーラル、アンバー、チャコール、スカイブルーなど、柔らかくも奥行きのある色彩が展開され、自由で開放的なカラーリングが魅力だ。

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さらに、落ち着いたムードの中にも程よい熱気が漂う会場には、モデルやアーティストの姿も見られ、コレクションを華やかに彩った。静かな熱気と高揚感が交錯する空間で披露された本コレクションを機に、ATTACHMENT をチェックしてみてはいかが。