Cartier Ginza 4-chome Boutique
Cartier (カルティエ) が銀座4丁目に「カルティエ 銀座4丁目ブティック」をグランドオープン。銀座の街に新たな輝きを添えた本ブティックは、世界で 5番目となる“レジデンス” を日本で初めて併設し、アジア最大の総面積を誇るそう。随所に日本独自の美意識を反映した装飾が施され、Cartier の誇る卓越したサヴォアフェールと国際色豊かな感性を見事に融合した空間が広がる、唯一無二の店内をレポート。また今回のオープンのタイミングで公開となった、漫画家の浦沢直樹や豪華俳優陣と共に制作されたアニメ 『LA PANTHÈRE DE CARTIER』についてもご紹介。
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カルティエ 銀座4丁目ブティックがグランドオープン。話題の浦沢直樹によるアニメーションや、店内の様子をレポート



Tomoyuki Kusunose © Cartier
銀座に突如現れた巨大なジュエリーボックスを思わせる外観は、直線的な銀座の街並みと対照的な、滑らかな曲線美が印象的。扇形を連ねた幾何学模様は、日本の伝統衣装や美術品に古くから用いられてきた「青海波 (せいがいは)」に着想を得たもの。波の連なりや広大な海を想起させ、繁栄と未来への願いを込めた縁起のよい文様としても親しまれる。

Tomoyuki Kusunose © Cartier
インテリアデザインを担当したのは、Cartierのブティック内装を2002年から手掛けてきた、建築家のBruno Moinard (ブルーノ・モワナー) 氏率いる「モワナー ベタイユ」。日本の文化とフランスのエレガンスを融合させた一つひとつの素材やディテールに、彼らの美意識が息づいている。

Tomoyuki Kusunose © Cartier
メゾンの象徴である「パンテール」の精神が息づく空間には、森の中を歩く「パンテール」のアートウォールが。和紙作家の堀木エリ子氏が手掛けたこの作品は、4層漉きの和紙で仕上げられ、繊細な和紙の質感と揺らめく光に、奥行きと透明感が交差し、詩的な空間をつくり出している。

Tomoyuki Kusunose © Cartier
2階に設置されたサロン「ジャポネ」に飾られた彦坂良氏の作品は、ルイ・カルティエが20世紀初頭に提示したモダンスタイルの象徴である、ダイヤモンドブローチから着想を得たもの。日本の伝統文様「青海波」を彷彿とさせ、メタルの輝きが水面とダイヤモンドの光を表現している。

Tomoyuki Kusunose © Cartier
最上階の“レジデンス”は、限られた機会だけに開かれる特別な空間。和傘を思わせる天井とダークウッドの質感が、伝統とモダニティを調和させ、プライベートなひとときを包み込む。鮮やかな色彩をまとった家具が、落ち着いた空気に華やぎを添える。
スペシャルアニメーション『LA PANTHÈRE DE CARTIER』

© Cartier

© Cartier
グランドオープン前夜の9月18日、新たなブティックの誕生を祝したオープニングイベントを開催。当日初公開となったアニメ『LA PANTHÈRE DE CARTIER』で声優及びエンディング曲の歌唱を勤めた高畑充希、声優を担当した清原果耶、山口智子をはじめ、クリエイティブパートナーである漫画家・浦沢直樹やエンディング曲を手掛けた音楽家・江﨑文武、作詞を担当したミュージシャン・坂本美雨など多彩なゲストが集結。新ブティックを巡った後、同作のプレミアで作品への思いを語った。

© Cartier

© Cartier

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メゾンの象徴「パンテール」をテーマにした初のアニメ『LA PANTHÈRE DE CARTIER』は、力強さと優雅さを兼ね備えたパンテールの姿を通して、自由な精神、個性、普遍的な美といった Cartier の理念を表現している。ジャンルを超えた才能が結集した、Cartier ならではの唯一無二の作品が誕生した。
本作品は、「カルティエ 銀座4丁目ブティック」のスペシャルサイトにて公開中。スペシャルサイトへは、Cartier LINE 公式アカウント(@Cartier)よりアクセス可能。
揺るぎない伝統と革新を大切に継承し、私たちにいつも新しい体験を与えてくれる Cartier のクリエイション。そんな Cartier の世界観を存分に感じられる「カルティエ 銀座4丁目ブティック」へ、ぜひ足を運んでみては。