Instagram (インスタグラム) が絵文字ハッシュタグ機能と3つのフィルタを新たに追加

左から「Lark」「Reyes」「Juno」 © Instagram

Instagram (インスタグラム) が4月28日(米国時間で4月27日)に新しいアップデートを公開した。新しいアップデートでは、ハッシュタグに絵文字を使用できる機能と新たに3つのフィルタが追加された。

今回の新機能は、Instagram における絵文字使用の広い普及の結果、開発されたものである。現在、おおよそ半数の投稿のキャプションに絵文字が使用されており、多くのユーザーにとって絵文字は視覚的なコミュニケーションツールのひとつになっている。最も絵文字を使用している著名人には、グローバルでは Gisele Bündchen (ジゼル・ブンチェン) ＠giseleofficial 、日本では水原希子 @i_am_kiko などの名が挙げられている。また、絵文字を最も頻繁に使用する国別ランキングのトップにはフィンランド、2位にフランス、3位にイギリスが続き、日本はアメリカを抜いて8位にランクインしている。絵文字ハッシュタグ機能は、投稿のキャプションにおいて絵文字のみでもテキストと組み合わせても使用することができ、検索ページのハッシュタグタブでも絵文字を検索できるようになった。

左から「Lark」「Reyes」「Juno」 © Instagram

Instagram のフィルタに新しく追加されたのは、Lark (ラーク)、Reyes (レイズ)、Juno (ジュノ) の3種類。この3つのフィルタは、”Exploring (探索)”をテーマに、自然の光や山、空などからインスピレーションを受けている。Lark は、赤みを押さえ、青・緑の彩度とコントラストを強くし、全体をはっきりとした印象に。Reyes は、カリフォルニアの Point Reyes (ポイント・レイズ) の岩の多い海岸風景をインスピレーションに、くすんだヴィンテージ調の編集が施されており、青みが押さえられた仕上がりに。Instagram の共同設立者の1人である Mike Krieger (マイク・クリーガー)の愛犬の名前を由来に持つ Juno は、青みや暗さが強い範囲に、緑がかった色調を加えるとともに、白や赤みが強調され、印象が明るくなる。

サービス開始から約4年になる Instagram は、月間アクティブ利用者数が3億人を突破し、1日の平均アクティブ利用者数は２億人、1日の平均利用時間は21分間と今や人々のソーシャルライフになくてはならないコミュニティのひとつとなった。今年になって、Instagram はアプリ『Layout (レイアウト)』を発表し、編集機能に「フェード」や「色」が追加されるなど、ユーザーの声を反映しながら常に進化し続ている。

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