ブルックリン美術館にて、スニーカーの歴史を蒐集した特別展が開催
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ブルックリン美術館にて、スニーカーの歴史を蒐集した特別展が開催
For All The Sneaker-Heads; Brooklyn Museum To Hold Sneaker Exhibition This Summer
Nike と Supreme のコラボレーションによる限定スニーカー「Dunk High Pro SB」2003年 個人所蔵 | Courtesy American Federation of Arts
現代のファッションにおいて欠かすことの出来ないアイテム、スニーカー。オーセンティックなランニングシューズから、アーティストコラボによるコレクターズモデル、そしてハイブランドによる独創的なものまで、今やスニーカー無しにファッショントレンドを語ることは出来ないだろう。
世界中で増殖する ”スニーカーヘッズ” にとって、この夏絶対にチェックしたい展覧会が、ニューヨークのブルックリン美術館にて開催される。展覧会名は、ずばり「Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture(スニーカーカルチャーの黎明)」。スニーカーの文化的、歴史的背景に焦点をあてた本展では、5つのセクションに分けられた展示スペースに述べ150足ものスニーカーが一堂に会する。
カナダの Bata Shoe Museum (ベータ シュー ミュージアム) の協力のもと、キュレーター Elizabeth Semmelhack (エリザベス・セメルハック) によって収集された展示ラインナップには、古いもので1830年代に制作された世界初のスニーカーと言われる貴重なアイテムから、1920~1960年代にかけてスニーカーが大衆文化として人気を博した時代のヴィンテージモデル、そしてよりデザイン性を反映させた現代のスニーカーなど幅広いコレクションが揃う。
今や伝説として語り継がれる Bata and Wilson (ベータ&ウィルソン) のバスケットボールシューズや、2005年の発売当時社会現象にまでなった Nike (ナイキ) の「DUNK LOW PRO SB Pigeon」、そして昨今のスニーカーブームの教祖である Kanye West (カニエ・ウェスト) と Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のコラボスニーカーなど、コレクター垂涎のレアアイテムは一見の価値ありだ。
「Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture」展の開催期間は今年の7月10日から10月4日まで。その後アメリカ国内の美術館を巡回開催予定。スニーカー好きを自称するなら、この展覧会は見逃せない。