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premieres “cosmo corpus” in theaters

長谷川億名監督による最新SF映画『コスモ・コルプス』が劇場初公開

©2026 Yokna Hasegawa

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長谷川億名監督による最新SF映画『コスモ・コルプス』が劇場初公開

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『イリュミナシオン』『デュアル・シティ』など、近未来の日本を舞台とするSF映画を手がけてきた長谷川億名監督の最新作『コスモ・コルプス』が劇場初公開。本作は、2026年5月2日(土)から5月15日(金)の間、イメージフォーラムにて二週間限定で上映される。

2006年からインターネットに映像作品を残し、2010年代になると、南北に分断された日本を舞台に描くSF三部作『日本零年』の第一部『イリュミナシオン』と第二部『デュアル・シティ』を手がけた長谷川億名監督。2015年、フランクフルトで開催された日本映画祭ニッポンコネクションにて、ニッポンヴィジョンズ審査員特別賞受賞。2019年には、第69回ベルリン国際映画祭タレンツ部門に監督として招待される。そんな経歴を持つ長谷川億名監督が手がけた『コスモ・コルプス』は、監督自ら新潟県・佐渡島を20回以上訪れ、現地の人々とコミュニケーションをとりながら4年の歳月をかけて製作したSF映画。「未来と現代、地球を離れた人類と地球に残った人類が時空を超えて出会う」というテーマを「未来篇」「未来縄文篇」「現代篇」の三篇を通して描く、独創的でありながら普遍的な作品に仕上がった。

本作品は、新たな資源を求め地球から離れた一族「離派」と、地球にとどまった一族「残派」に分かれた、遥か遠い未来の物語。地球を失った「離派」も、地球上で仲間を失い続けている「残派」も同様に孤独を抱える中、強いつながりを求める意識はいつしか現代の孤独に呼応する。時空を超え、生と死の境界すらも超え、「宇宙的孤独共同体」は生まれるのかを、観る者に問いかける作品に仕上がった。本作の舞台となったのは、「能」をはじめとする豊かな歴史文化やジオパークといわれる特徴的な自然環境が育まれる土地である佐渡島。そのような場所からインスピレーションを受け、ドキュメンタリーの手法で捉えられた島の生活や雄大な自然が映し出されたSF映画となっている。

 

 

本作のテーマ

この映画のタイトル『コスモ・コルプス』は、「宇宙の中の一つの体」あるいは「宇宙共同体」という意味を込めて選びました。また、昨今「コーパス」はテクノロジー分野でビッグデータを表す用語としても使われており、「記憶」はこの映画の重要なテーマでもあります。

佐渡島から得たインスピレーション

「大昔、私の祖父母の時代には、人々はテレパシーや予感のような力を日常的に使っていた。」この言葉は、映画の舞台である佐渡島に住む男性から聞いたものです。こうした能力は全く普通のことだったために、意図的に記録されることもなく失われていきました。このお話を通じて、同じように消えていった凄い人間の力が、数多くあったのではないか?と考えるようになりました。

本作について

1万年後を舞台とした「未来篇」、日本が佐渡島だけに縮小されてしまったかのような「未来縄文篇」、そして2011年の東日本大震災を経験しなかった時間軸における2020年代の日本を舞台とした「現代篇」。それぞれの時代に生きる人々が時空を超えて互いに呼び合う姿を観察することで、遠い、異なった世界とのつながりを認識するきっかけとなるような映画になれば、と思っております。