武信朱璃が「ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワード 2026」で最優秀賞を受賞
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武信朱璃が「ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワード 2026」で最優秀賞を受賞
Akari Takenobu
Wins Top Prize at the Dior photography and visual art award for young talents 2026
Parfums Christian Dior (パルファン・クリスチャン・ディオール) が次世代の写真家やビジュアルアーティストを支援する国際アワード 「ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワード」。第9回となる今回は、世界各国から集まった約300点の応募作品の中から、東京藝術大学に在籍する武信朱璃による写真シリーズ『Threshold』が最優秀賞を受賞した。受賞作は2027年初頭、ヨーロッパ写真美術館で展示される予定だ。
Parfums Christian Dior、LUMA Arles (リュマ・アルル) 、そしてアルル国立写真高等専門学校が共同で開催する「ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワード」は、世界各国の芸術大学や写真大学に在籍する若手アーティストを対象とした国際アワード。毎年、アルル国際写真フェスティバルの会期中に、ファイナリストによる作品展示と授賞式が行われる。
第9回となる今回は、英国人写真家 David Sims (デイヴィッド・シムズ) を審査委員長に、フランス人写真家 Vasantha Yogananthan (ヴァサンタ・ヨガナンタン) 、ヨーロッパ写真美術館ディレクターの Julie Jones (ジュリー・ジョーンズ) 、LUMA Arles 創設者の Maja Hoffmann (マヤ・ホフマン)、ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターの Peter Philips (ピーター・フィリップス) らが審査を務め、最優秀賞を選出した。
今回、最優秀賞に選ばれたのは、東京藝術大学に在籍する武信朱璃。幼少期からの超常的な体験をもとに、写真を核としたコラージュやインスタレーションを組み合わせた作品を制作。自身が「擬似実験」と呼ぶ実践を通して、イメージを「シミュレートされた」死の状態へと変容させながら、目には見えない存在を探求している。
受賞作『Threshold』は、自身の身体を撮影したモノクロ写真を解体し、再構成したコラージュ作品。身体から物質性を剥ぎ取りながらも、生々しい肌の質感と抽象化されたフォルムが交錯し、現実と非現実の境界を揺るがすような力強いイメージを生み出している。本作は2027年初頭、Maison Européenne de la Photographie (ヨーロッパ写真美術館) にて展示されるほか、ファイナリスト10名の作品とともに、10月4日まで LUMA Arles 内 La Lampisterie (ランピステリー) にて公開される。
受賞を機にさらなる飛躍が期待される武信朱璃。今後の活動にもぜひ注目してみてほしい。











