茶の湯のように紡ぐこれから。京都に T.T WOMEN の新しい拠点「T.T 御所南」がオープン
News
茶の湯のように紡ぐこれから。京都に T.T WOMEN の新しい拠点「T.T 御所南」がオープン
T.T
opens “T.T Gosho-Minami” a New Home for T.T WOMEN in Kyoto
髙橋大雅による T.T (ティー・ティー) が、T.T WOMEN を扱う新たな拠点「T.T 御所南」をオープン。同店舗には立礼茶室「然美 御所南」が併設し、衣服を起点に茶の文化や建築、工芸、アートが同じ屋根の下に集う。
「未来は過去にある」という言葉を軸に、ヴィンテージ服飾資料と古物や古美術を礎とした「応用考古学」を実践する T.T。「T.T 祇園」に続く京都2店舗目となる本店舗は、出自の異なる道具をひとつの席に取り合わせ、新しい関係を結んでいく茶の湯の文化から着想を得て誕生した。
建築には、京都の伝統技法を用いる作家たちが参加し、衣のドレープの要素を随所に採用。 そして門をくぐると、髙橋の彫刻作品《無限塔》が出迎える。奥には茶室の様式に倣った小間「デニムの間」を設け、デニムの織り目を写し取った嘉戸浩の掛け軸を設置。着込むほどに価値を深めるという点で呉服とデニムの共通項を見出した、衣服の時間的価値を見つめるための空間となっている。
また、併設する立礼茶室「然美 御所南」は、人工の光を極限まで排した祇園店の茶室と異なり、大きな開口から蔵の反射光が差し込む。京都を拠点に「御菓子丸」を主宰する杉山早陽子が手がける菓子は、四季の移ろいを感じさせ、入り口にはイサム・ノグチの金属彫刻作品《Circles》が据えられている。2階は展示空間として現代のアーティストの作品も紹介されていく予定だ。
作庭家の重森千靑による四つの庭の中にうねる枯山水の砂紋を見つめながら、同時に衣服のこれまでとここからの姿を見据える「T.T 御所南」。町家の柱に残る暮らしの名残や景色はそのままに、現代の感性を重ね、次世代へと繋いでいくための特別な空間に、ぜひ訪れてみて。











