建築家 Le Corbusier (ル・コルビュジエ) の知られざる顔に迫る「写真家としてのル・コルビュジエ」展、早稲田で開催
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建築家 Le Corbusier (ル・コルビュジエ) の知られざる顔に迫る「写真家としてのル・コルビュジエ」展、早稲田で開催
Le Corbusier As A Photographer: A 50-Year Memorial Exhibition
20世紀を代表するモダニズムの巨匠 Le Corbusier (ル・コルビュジエ) が撮りためていた写真と動画が、没後50年を記念して一挙公開される。早稲田大学の會津八一記念博物館にて、7月6日 (月) から8月2日 (日) まで。
20世紀を代表するモダニズムの巨匠 Le Corbusier (ル・コルビュジエ) が撮りためていた写真と動画が、没後50年を記念して一挙公開される。早稲田大学の會津八一記念博物館にて、7月6日 (月) から8月2日 (日) まで。
コルビュジエ(1887-1965)は、パリを拠点に画家としてキャリアをスタートした後、ほぼ独学で建築家に転向。機能合理主義に基づく理論と実践で近代建築をリードしてきた。
「建築は住むための機械である」とは彼が語った有名な言葉だが、その空間的思考の道具として多くの写真を撮影していたことはあまり知られていない。今回公開となるのはそのうち約350枚。合わせて16㎜で撮影された動画も上映される。
かつてコルビュジエの下で学んだ3人の日本人建築家のひとり、吉阪隆正が教鞭をとった早稲田大学の會津八一記念博物館 (早稲田キャンパス2号館) が会場。会期中はコルビジェの眼差し、そしてそのフォトグラムに迫る2つのシンポジウムも企画されている。
<イベント情報>
没後50年「写真家としてのル・コルビュジエ」展
会期: 7月6日 (月) 〜 8月2日 (日)
会場: 早稲田大学會津八一記念博物館
住所: 東京都新宿区 西早稲田1-6-1
開館: 10:00 ~ 17:00(入館は16:30まで) 入場無料
※ 7月13日 (月) は12:00~17:00 (入場は16:30まで)
※ 8月1日 (土)・2日 (日) は10:00~16:00 (入場は15:30まで)
※ 7/10 (金) 午後、および7/13 (月) 午前のフィルム上映はお休み
休館日: 日・祝 ※ 7/20 (祝)、8/2 (日) オープンキャンパスの日は開館
主催: 早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科、早稲田大学理工学研究所、早稲田大学會津八一記念博物館
企画: 早稲田大学「写真家としてのル・コルビュジエ」展実行委員会
後援: Fondation Le Corbusier、在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛: 株式会社大林組 鹿島建設株式会社 清水建設株式会社 大成建設株式会社 株式会社竹中工務店
(シンポジウム)
シンポジウムⅠ「ル・コルビュジエの眼差し」
日時: 7月11日 (土) 14:00 〜 17:00
会場: 早稲田大学小野記念講堂
登壇者:
白石哲雄 (アーティスト、早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会顧問)
鈴木恂 (建築家) ※ インタビュー映像
建畠晢 (多摩美術大学学長)
塚原史 (早稲田大学會津八一記念博物館館長、法学学術院教授)
古谷誠章 (早稲田大学理工学術院教授、建築家) ※ 進行
※ 当日先着順/定員200名
シンポジウムⅡ「ル・コルビュジエとフォトグラム」
日時: 7月16日 (木) 16:00 ~ 18:00
会場: 早稲田大学15号館102教室
登壇者: アルノー・デルセル (ル・コルビュジエ財団、研究資料室室長)
白石哲雄、塚原史、古谷誠章
※ 当日先着順/定員330名