Givenchy (ジバンシィ) ギャングがニューヨークを席巻、摩天楼が呼び覚ますセンシュアリティ
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Givenchy (ジバンシィ) ギャングがニューヨークを席巻、摩天楼が呼び覚ますセンシュアリティ
Givenchy By Riccardo Tisci And His Gang Dominates The City Of New York
パリの名門クチュールメゾンである Givenchy が今回プレゼンテーションの場に選んだのは、摩天楼が立ち並ぶニューヨーク。メゾンの創設者である Hubert de Givenchy (ユベール・ド・ジバンシィ)、そして Riccardo Tisci にとってアメリカン・ドリームの舞台であるこの都市では、同日新たなフラッグシップストアとなるブティックがオープンしている。
今年で10周年を迎える Riccardo Tisci (リカルド・ティッシ) による Givenchy (ジバンシィ) が11日、2016年春夏ウィメンズプレタポルテコレクションを披露した。
パリの名門クチュールメゾンである Givenchy が今回プレゼンテーションの場に選んだのは、摩天楼が立ち並ぶニューヨーク。メゾンの創設者である Hubert de Givenchy (ユベール・ド・ジバンシィ)、そして Riccardo Tisci にとってアメリカン・ドリームの舞台であるこの都市では、同日新たなフラッグシップストアとなるブティックがオープンしている。
ニューヨーク市の主催により開催された今回のショーでは、Love (愛) と Sharing (共有) をテーマに、リサイクル素材を用いた舞台装置がハドソン川岸に設置され、ランウェイのほかに Riccardo と信頼関係にあるアーティストの Marina Abramovic (マリーナ・アブラモヴィッチ) によるキュレートによって招致されたアーティストたちによるパフォーマンスが繰り広げられた。
愛、平和、自由、謙虚、精神性。人類の普遍的なテーマをもとに制作された今回のコレクションでは、ホワイト、ブラック、ヌードベージュといった極めて限定的なカラーパレットを基調とし、過去10年に渡り変わらず訴え続けてきたコンセプトを再考。オートクチュールの世界に身を置きながらストリートの感性を巧みに融合させ、男性的な人物像の中に女性的な感性が宿り、また時に屈強な殻の中に少女のような脆さを見出し、テーラーの規律を重んじながらもランジェリーの繊細でセンシュアルな肌触りを愛でる。二面性という永遠のテーマを表現した彼のクリエイションは、世界中のセレブリティやファッション業界関係者、ファッションスクールの学生、ニューヨーク市が共同開催したコンテストの受賞者、そして近隣の地元住民に至るまで、大勢の観客に見守られながら披露された。
HP: www.givenchy.com