千葉市美開館20周年を記念した展覧会、杉本博司の日本初公開作品も展示
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千葉市美開館20周年を記念した展覧会、杉本博司の日本初公開作品も展示
Hiroshi Sugimoto To Show His Representative Works and Japanese Antique Collection At Chiba City Museum of Art
1996年に同館にて開催された「Tranquility −静謐」展の招待作家であった杉本博司 (すぎもと・ひろし) は、この20年で国際的に評価が高まり、今や世界を代表する現代美術作家となった。一方で、同氏は、作家活動のかたわら古美術商としても活動し、自らも古美術コレクターとして蒐集、古今の名品・珍品と自身の作品を組み合わせることで、新たな「芸術」を生み出してきた。
10月28日 (水) より千葉市美術館にて、開館20周年を記念した展覧会「杉本博司 趣味と芸術-味占郷/今昔三部作」が開催される。
1996年に同館にて開催された「Tranquility −静謐」展の招待作家であった杉本博司 (すぎもと・ひろし) は、この20年で国際的に評価が高まり、今や世界を代表する現代美術作家となった。一方で、同氏は、作家活動のかたわら古美術商としても活動し、自らも古美術コレクターとして蒐集、古今の名品・珍品と自身の作品を組み合わせることで、新たな「芸術」を生み出してきた。
国内では約三年ぶりの大規模個展となる本展では、同氏の写真シリーズの中で最もよく知られる《ジオラマ》、《劇場》、《海景》の大判プリント (119.4cm×149.2cm) に加え、日本初公開となる幅4m を超えるジオラマシリーズの最新作《オリンピック雨林》 (2012) や、縦版型による劇場シリーズの最新作《テアトロ・デイ・ロッツィ、シエナ》 (2014) を出展。さらに、平安から江戸時代の古物を中心に、西洋伝来の品々、昭和の珍品をも含む同氏の古美術コレクションを使い、 自らつくりあげた27 の床のしつらえが展示される。 会期中は、対談やワークショップ、上映会等イベントも多数開催される。詳細はウェブサイトにて。
<展覧会情報>
開館20周年記念「杉本博司 趣味と芸術-味占郷/今昔三部作」
会期: 10月28日 (水) – 12月23日 (水・祝)
時間: 10:00 – 18:00 (金・土曜日は20時まで開館)
休館日: 11月2日、12月7日
場所: 千葉市美術館
住所: 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
Tel: 043-221-2311
観覧料: 一般 1200 円/大学生 700 円
※小・中学生、高校生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1 名は無料
※ 前売料金・団体料金あり (20 名以上)、詳細はウェブサイトにて
※ 市内在住65 歳以上の方は一般料金より2 割引
※ 11月3日 (火・祝) は「開館20周年記念日」につき観覧無料
主催: 千葉市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
特別協賛: ドン ペリニヨン、アマナサルト
協賛: ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
協力: 公益財団法人小田原文化財団、ロンドンギャラリー、ギャラリー小柳
HP: www.ccma-net.jp/index.html