浮世絵と写真の関係を探る「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」展が開催
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浮世絵と写真の関係を探る「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」展が開催
From Ukiyo-e to Photography: Cultural Awakening in Japan's Visual Field
10月10日 (土) より江戸東京博物館にて、「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」が開催中だ。本展では、江戸時代の「浮世絵」をはじめとする絵画と、幕末期に渡来した新しい技術「写真」が出会い、織りなした多彩な表現を紹介する。
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小川一眞 「凌雲閣百美人」小と代 写真(鶏卵紙に彩色)、1891年(明治24)、江戸東京博物館蔵
10月10日 (土) より江戸東京博物館にて、「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」が開催中だ。本展では、江戸時代の「浮世絵」をはじめとする絵画と、幕末期に渡来した新しい技術「写真」が出会い、織りなした多彩な表現を紹介する。
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横山松三郎 「丁髷の男と外国人」 写真油絵・コラージュ、1882年(明治15)頃、個人蔵
浮世絵に良く似た風景写真や美人写真や、浮世絵師・小林清親 (こばやし・きよちか) 、画家・五姓田芳柳 (ごせだ ・ほうりゅう) らにより描かれた写真そっくりな人物画、そして幻の技法「写真油絵」や、「泥絵」、「ガラス絵」の紹介など、時代が生んだ不可思議な作品の数々とともに、日本文化の近代化の一面を明らかにする。
会期中は、前後期で展示替えが行われる他、1週間毎、2週間毎に頁替えをする作品もあり。詳しくはウェブサイトにて。
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歌川国貞(3代豊国)・2代歌川国久 「江戸名所百人美女 両国はし」 錦絵、1857年(安政4)、 江戸東京博物館蔵、前期展示:後期は同シリーズの別作品を展示
<展覧会情報>
「浮世絵から写真へー視覚の文明開化ー」
会期: 2015年10月10日 (土) – 12月6日 (日)
時間: 9:30 – 17:30 (土曜日は19時30分まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日 (月曜日が祝日、振替休日の場合は翌日)
場所: 江戸東京博物館 1階特別展示室
住所: 東京都墨田区横網1-4-1
Tel: 03-3626-9974
観覧料: 一般 1,350円/大学生・専門学校生 1,080円/中学生 (都外) ・高校生・65歳以上 680円/小学生・中学生 (都内) 680円 (常設展無料)
※常設展との共通券や前売り券、団体料金、各種割引料金等、詳しくはウェブサイトにて
主催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社
HP: www.edo-tokyo-museum.or.jp