ブラジルが最も愛した建築家「リナ・ボ・バルディ展」が開催中、国内で初となる大規模展
News
ブラジルが最も愛した建築家「リナ・ボ・バルディ展」が開催中、国内で初となる大規模展
'Lina Bo Bardi Architecture for All' At WATARI-UM, The Watari Museum Of Contemporary Art
第2次世界大戦直後の1946年、イタリアからブラジルへ渡った同氏は、巨大都市サンパウロのランドマークとして存在しつづける「サンパウロ美術館 (1968年)」や、「SESCポンペイア (1986年)」を手がけ、ブラジルという複雑な多民族、社会階層が混在する国において、市民にとって真に必要で開かれた場所を誕生させた。ダイナミックで大胆な構造、近代建築に南米のおおらかな人間性を統合した彼女のユニークなデザインは、今もなお、世界中から注目を集めている。
ローマ生まれのイタリア人建築家、Lina Bo Bardi (リナ・ボ・バルディ) の展覧会がワタリウム美術館にて開催中。会期は2016年3月27日 (日) まで。
第2次世界大戦直後の1946年、イタリアからブラジルへ渡った同氏は、巨大都市サンパウロのランドマークとして存在しつづける「サンパウロ美術館 (1968年)」や、「SESCポンペイア (1986年)」を手がけ、ブラジルという複雑な多民族、社会階層が混在する国において、市民にとって真に必要で開かれた場所を誕生させた。ダイナミックで大胆な構造、近代建築に南米のおおらかな人間性を統合した彼女のユニークなデザインは、今もなお、世界中から注目を集めている。
日本で初の大掛かりな「リナ・ボ・バルディ展」となる本展では、「ガラスの家 (自邸)」「サンパウロ美術館」、「SESCポンペイア」などの代表作を美しいドローイング、写真、映像、新作模型により紹介。さらに、建築家妹島和世 (せじま・かずよ) の監修、周防貴之 (すおう・たかし) のデザインで、同氏の手がけた空間の一部が再現される。
<展覧会情報>
「リナ・ボ・バルディ展」
会期: 2015年12月4日 (金) – 2016年3月27日 (日)
時間: 11:00 – 19:00 (毎週水曜日は21時まで延長)
休館日: 月曜日 (12/7、12/14、21、28、1/11、3/21は開館) 12/31 – 1/4は休館
場所: ワタリウム美術館
住所: 東京都渋谷区神宮前3-7-6
Tel: 03-3402-3001
入場料: 大人 1000円 / 学生 (25歳以下) 800円 / 小・中学生 500円 / 70歳以上の方 700円 / 【ペア券】大人 2人 1600円 / 学生 2人 1200円
HP: www.watarium.co.jp