ノーマン・フォスター卿率いる国際的建築設計組織「フォスター+パートナーズ」日本初の大規模展が六本木で開催
News
ノーマン・フォスター卿率いる国際的建築設計組織「フォスター+パートナーズ」日本初の大規模展が六本木で開催
'Foster + Partners: Architecture, Urbanism, Innovation' At Mori Art Museum
建築家のNorman Foster, Baron Foster of Thames Bank (ノーマン・フォスター) によって1967 年に設立された Foster + Partners (フォスター・アンド・パートナーズ) は、世界45カ国で300のプロジェクトを遂行、日本の国宝建築に相当する英国保護登録建築物最上級グレード1の指定等・輝かしい実績を誇る国際的な建築設計組織。「伝統と未来」、「人間と環境」といった普遍的なテーマを追求し、革新的なアイデアで建築や都市を創り続けてきた。
2016年1月1日 (金・祝) より森美術館 (六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー) にて、フォスター+パートナーズ展が開催される。
建築家のNorman Foster, Baron Foster of Thames Bank (ノーマン・フォスター) によって1967 年に設立された Foster + Partners (フォスター・アンド・パートナーズ) は、世界45カ国で300のプロジェクトを遂行、日本の国宝建築に相当する英国保護登録建築物最上級グレード1の指定等・輝かしい実績を誇る国際的な建築設計組織。「伝統と未来」、「人間と環境」といった普遍的なテーマを追求し、革新的なアイデアで建築や都市を創り続けてきた。
これまでに、ガーキン (ピクルスにするキュウリ) の愛称でロンドン市民に親しまれている《スイス・リ本社ビル》、東西ドイツ統合の象徴としてベルリン観光の中心となった《ドイツ連邦議会新議事堂、ライヒスターク》など、それぞれの都市を訪れたことがある人なら誰もが一度は目にしたことがある現代建築史上の名作を生み出し、さらに現在は、アップル新社屋《アップル・キャンパス2》、月面の砂を素材に3Dプリンターで制作する月面住宅など、近未来の都市と建築を予感させる革新的なプロジェクトに次々と取り組んでいる。
国内では初の大規模展となる本展では、フォスター+パートナーズを代表するおよそ50のプロジェクトを模型、映像、CG、家具、プロダクト、図面、スケッチなど膨大な資料を通して、その半世紀に及ぶ設計活動を総合的に紹介する。会期中は、トークセッションや、ギャラリートーク、子ども向けのワークショップを開催。詳細はウェブサイトにて。
Norman Foster, Baron Foster of Thames Bank (ノーマン・フォスター)
1935年、イギリス・マンチェスター生まれ。貧しい労働者階級に育ち、建築家に憧れるが、1951年(16歳)にマンチェスター市役所会計部に勤務。1953年、兵役で空軍に入隊。1956年より、念願の建築家を志し、マンチェスター大学で建築・都市計画を学ぶ。1961年に卒業し、奨学金を得て渡米。イェール大学にて、ポール・ルドルフのもと、修士号を取得。1963年、ロンドンで、イェール大学時代の親友リチャード・ロジャースと4人でチーム4を設立。1967年にフォスター・アソシエイツ(後にフォスター+パートナーズ)を設立。師と仰ぐ、リチャード・バックミンスター・フラーとは1971年から亡くなる1983年まで協働。1990年、英国女王より騎士爵の称号を与えられ、1999年には、「テムズバンクのフォスター男爵」という一代貴族となる。1999年、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞受賞。2002年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞。初期の名作《ウィリス・フェイバー・デュマス本社ビル》(1975年)は、イギリスの保護登録建築物の最上級で日本の国宝に相当するグレード1に指定されている。2010年には、ドキュメンタリー映画『フォスター卿の建築術』が公開。趣味は、飛行機操縦、自転車、クロスカントリースキーなど。
<展覧会情報>
「フォスター+パートナーズ展」
会期: 2016年1月1日 (金・祝) – 2月14日 (日)
時間: 10:00 – 22:00 (最終入館21:30) ※ 会期中無休
場所: 森美術館 (六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー)
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
Tel: 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
入場料: 一般 1,800円/学生 (高校・大学生) 1,200円/子供 (4歳~中学生) 600円/シニア (65歳以上) 1,500円
HP: www.mori.art.museum