東欧×ジャポニズム!ハンガリーで大ヒットした奇妙でポップなファンタジー映画『リザとキツネと恋する死者たち』
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東欧×ジャポニズム!ハンガリーで大ヒットした奇妙でポップなファンタジー映画『リザとキツネと恋する死者たち』
‘Liza, a rokatunder’ to launch in Japan from December 19
監督と脚本を務めるハンガリー出身の Karoly Ujj Meszaros (ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ) が、初めて日本を訪れたときに知った那須に伝わる九尾の狐伝説をモチーフにしているという本作。物語は、元日本大使未亡人マルタの専属看護士として住み込みで働くリザの恋した相手が次々と殺されるというもの。1970年代のハンガリー・ブダペストを舞台に、ジャポニズムと東欧がミックスした独特な世界観が描かれている。
映画『リザとキツネと恋する死者たち』が、12月19日 (土) より新宿シネマカリテほか全国で順次公開中だ。
監督と脚本を務めるハンガリー出身の Karoly Ujj Meszaros (ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ) が、初めて日本を訪れたときに知った那須に伝わる九尾の狐伝説をモチーフにしているという本作。物語は、元日本大使未亡人マルタの専属看護士として住み込みで働くリザの恋した相手が次々と殺されるというもの。1970年代のハンガリー・ブダペストを舞台に、ジャポニズムと東欧がミックスした独特な世界観が描かれている。
日本の恋愛小説とユーレイの日本人歌手トミー谷を心のよりどころにしているリザを演じるのは、ハンガリーの国立劇団に主演女優として所属する Monika Balsai (モーニカ・バルシャイ)。妙に耳に残る日本語歌詞の昭和歌謡を歌い踊るトミー谷を演じるのは、日本人の父とデンマーク人の母を持ち、現在はアメリカを拠点に活動している David Sakurai (デヴィッド・サクライ)。劇中でトミー谷が歌う歌謡曲は、日本の音楽ファンを公言するメーサーロシュ監督が、音楽担当の Ambrus Tovishazi (アンブルシュ・テヴィシュハージ) と創り上げた全編オリジナル曲であるという。
<ストーリー>
1970年代のブダペスト。日本大使未亡人の看護人として住み込みで働くリザの心のよりどころは、日本の恋愛小説と、リザにしか見えないユーレイの日本人歌手、トミー谷。孤独な毎日を軽妙な歌声で元気付けてくれるが、リザは恋愛小説にあるような甘い恋に出会うべく、30歳の誕生日に未亡人に2時間だけ外出許可をもらう。だが、その間に未亡人が何者かに殺害され、さらに彼女が恋した人は“死者”となる、奇怪な殺人事件が次々と起こる・・・。
<作品情報>
『リザとキツネと恋する死者たち』
原題: Liza, a rokatunder
監督: ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
音楽: アンブルシュ・デヴィシュハージ
出演: モーニカ・ヴァルシャイ、デヴィッド・サクライ
配給: 33 BLOCKS
2014/ハンガリー/98分/日本語字幕 川喜多綾子
URL: http://www.liza-koi.com
2015年12月19日 (土) より、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開