Here Are 10 Most Talked-About Celebrities In 2015

セレブリティ・ウォッチャーが選ぶ、2015年最も世間を騒がせたファッションセレブリティ10人

Here Are 10 Most Talked-About Celebrities In 2015
Here Are 10 Most Talked-About Celebrities In 2015
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セレブリティ・ウォッチャーが選ぶ、2015年最も世間を騒がせたファッションセレブリティ10人

Here Are 10 Most Talked-About Celebrities In 2015

2015年はポップ・カルチャーとファッションの邂逅が盛んであった。例えばアメリカ大統領選挙に出馬表明した Kanye West (カニエ・ウェスト) を見てみよう。adida Originals (アディダス・オリジナルス) とのコラボによって誕生した「YEEZY BOOST(イージーブースト)」は各モデル即日完売を記録し、スニーカーヘッズに高い支持を集めるウェブサイト『Footwear News (フットウェア・ニュース)』にて「シューズ・オブ・ジ・イヤー」として選出。当人は「(大統領に) 当選したら国民に配る」と豪語しているようだが、選挙はさておきファッションシーンにおいてポップカルチャーが今や欠かすことの出来ない存在となっていることは事実だ。2015年を代表するセレブリティは誰なのか、今回 Twitter (ツイッター) で話題を集めるセレブウォッチャーの辰巳JUNK氏に話を伺った。本年話題になったニュース総括、そして昨今のファッションシーンを賑わす10人のセレブリティについて振り返ってみよう。

2015年はポップ・カルチャーとファッションの邂逅が盛んであった。例えばアメリカ大統領選挙に出馬表明した Kanye West (カニエ・ウェスト) を見てみよう。adida Originals (アディダス・オリジナルス) とのコラボによって誕生した「YEEZY BOOST(イージーブースト)」は各モデル即日完売を記録し、スニーカーヘッズに高い支持を集めるウェブサイト『Footwear News (フットウェア・ニュース)』にて「シューズ・オブ・ジ・イヤー」として選出。当人は「(大統領に) 当選したら国民に配る」と豪語しているようだが、選挙はさておきファッションシーンにおいてポップカルチャーが今や欠かすことの出来ない存在となっていることは事実だ。2015年を代表するセレブリティは誰なのか、今回 Twitter (ツイッター) で話題を集めるセレブウォッチャーの辰巳JUNK氏に話を伺った。本年話題になったニュース総括、そして昨今のファッションシーンを賑わす10人のセレブリティについて振り返ってみよう。

 

1: North West (ノース・ウェスト) “二世スター連立

Lily-Rose Depp (リリー=ローズ・デップ) Romeo Beckham (ロメオ・ベッカム) 等、2015年は多くの二世スターがファッション界で注目を浴びた。その内の1人が North West。父である Kanye West の「adidas YEEZY (アディダス イージー)」コレクションに連れてこられた当時1才の彼女は、ショーの最中に Anna Wintour (アナ・ウィンター) Beyoncé (ビヨンセ) の間で号泣。保護者の責任といえど、2人の大物を同時に怒らせた大事件 (疑惑) によりシーンの主役へ踊り出た。

Instagram @kimkardashian

Instagram @kimkardashian

2: Taylor Swift (テイラー・スウィフト) のペットの猫 “SNS旋風

Instagram (インスタグラム) をはじめとするソーシャルメディアはファッション界に大きな影響をもたらした。中でも Taylor Swift SNS人気セレブの代表格。彼女は「2015年最も ’Like’ された Instagram 投稿トップ 10」において最多5つをランクインさせている。ちなみに、その内の3つは愛猫との写真。Taylor に次ぐランクイン数はKendall Jenner (ケンダル・ジェンナー) の2つである為、Taylor Swift の猫が彼女自身に次ぐ Instagram 覇者となる事態が発生した。

Instagram @taylorswift

Instagram @taylorswift

3: Kylie Jenner (カイリー・ジェンナー) ”ネットネイティヴ・パワー

『ネットネイティヴ企業家』と評される Kylie Jenner はティーンエイジャーを代表する存在だ。彼女が発売したリップキットは即完売し、オークション・サイトで販売価格 ( ¥ 3,000) の数倍以上にものぼる価格で落札された。絶好調の Kylie は姉 Kendall とファッション・ブランド KENDALL+KYLIE (ケンダルアンドカイリー) も立ち上げている。その発表の際には「私達の贅沢なスタイルを廉価版で提供」といった心遣いある資本主義的説明がなされた。

Instagram @kyliejenner

Instagram @kyliejenner

4: Justin Bieber (ジャスティン・ビーバー) “新ファッション・アイコン

Calvin Klein (カルバン・クライン)広告塔に起用された Justin Bieber は仕事のみならずプライベートでも同ブランドの下着を披露するサービス精神を発揮。しまいには「I’ll Show You」のミュージックビデオにおいて「アイスランドの氷水にCKパンツ一丁で入る」という27時間テレビ的チャレンジを敢行した。彼の努力の甲斐あり同社のの売上は増加。その成果を受け、Justin は『models.com(モデルズドットコム)』において「モデル・オブ・ジ・イヤー」の男性セレブリティ部門で2冠を達成した。

Image via models.com

Image via models.com

5: The Weeknd (ザ・ウィークエンド) “タコ頭のニューカマー

Billboard (ビルボード)」が選ぶ年間トップ・アーティスト3位を勝ち獲った The Weeknd はファッション界でも頭角を現し、早速 Alexander Wang (アレキサンダー・ワン) とコラボレーションを発表した。タコとも形容されるヘア・スタイルを持つ彼だが、その重量の為か就寝時に肩の痛みで起きてしまう苦労を語っており、「オシャレは我慢」を地で行くアティテュードで注目を集めている。

6: Olly Alexander (オーリー・アレキサンダー) “裏原系ニューカマー

Years & Years (イヤーズ&イヤーズ) のボーカリスト。ストリート・スタイルにポップさを加えた裏原系私服が特徴ながら、アメリカ最大のゲイ雑誌『OUT (アウト)』マガジンではGucci (グッチ)、イギリス版『GQ (ジーキュー)』では DIOR HOMME (ディオール オム) を着こなしており、今後の活躍が期待される。Olly はセレブネタを好んでいるようで、Twitterにおいて Zayn Malik (ゼイン・マリク) Calvin Harris (カルヴィン・ハリス) が言い争いをした際にこのような名言を残した。「ポップスター達の Twitter 喧嘩は、恐らくインターネットにおける最上の物」。 

Instagram @ollyyears

Instagram @ollyyears

7: Rihanna (リアーナ) “ファッション・アイコン代表格

広告塔を務めた Dior (ディオール) Puma (プーマ) の売上増加に貢献したファッション・アイコン・セレブリティ代表格。今年の Rihanna と言えば MET GALA  (メット・ガラ) での Guo Pei (グオ・ペイ) ガウンだろう。ブランドをインターネットで見つけた Rihanna はガウンが25kgもあると知らなかったようで、イベント終了後に重量を問い合わせたらしい。栄光の裏側で予想外の重量に苦しんでいた Rihanna は「ネット購入時には重さ等の詳細を読まなければいけない」という通販の鉄則を身をもって教えてくれた。

12月10日に開催された自身のチャリティ基金「クララ・ライオネル基金」のガライベント「ダイヤモンド・ボール」にて Cartier (カルティエ) のジュエリーを着用する Rihanna。| © Cartier

12月10日に開催された自身のチャリティ基金「クララ・ライオネル基金」のガライベント「ダイヤモンド・ボール」にて Cartier (カルティエ) のジュエリーを着用する Rihanna。| © Cartier

パリの Musée des Arts Décoratifs (装飾博物館) にて開催された Guo Pei の回顧展にて展示された、Rihanna 着用のドレス

パリの Musée des Arts Décoratifs (装飾博物館) にて開催された Guo Pei の回顧展にて展示された、Rihanna 着用のドレス

8: Beyoncé (ビヨンセ) “セレブのファッション裁判

Topshop (トップショップ)とのコラボをローンチする Beyoncé 10月、肖像無断使用を理由に Eleven Paris (イレブンパリス) を連名提訴。ちなみに当該ブランドは今年 Beyoncé の妹 Solange (ソランジュ) を広告塔に起用している。Taylor Swift Rihanna に続いたセレブの対ファッション・ブランド裁判となったが、Beyoncé の場合は「身内が世話になったブランドでも容赦なく提訴」というスーパースターの貫禄を見せた。

Instagram @beyonce

Instagram @beyonce

9: Naomi Campbell (ナオミ・キャンベル) “40代スーパーモデル

Cara Delevingne (カーラ・デルヴィーニュ) と髪の引っ張り合う喧嘩をしたと記事にされた Naomi Campbell 2 Burberry (バーバリー) 15年度広告塔を務めた。Givenchy (ジバンシィ) のランウェイにも登場しており、40代スーパーモデルを代表する存在である。尚、ウォーキングが不出来と頻繁に指摘される Gigi Hadid (ジジ・ハディッド) に歩き方を教える善行も積んだ。

Instagram @iamnaomicampbell

Instagram @iamnaomicampbell

10: Madonna (マドンナ) “高年齢女性ムーブメント

Versace (ヴェルサーチ) 2015年春夏コレクションの広告塔を56歳の Madonna は、言うなれば「ファッション界の高年齢女性ムーブメント」。そんな Madonna が今年注目されたファッションは Brit Awards (ブリット・アワーズ) 転倒事件の原因となった Armani Privé (アルマーニ・プリヴェ) のガウンであるが、そこでは事故原因について論争を起こし Giorgio Armani (ジョルジオ・アルマーニ) に苦言を催された。また30歳年下の Taylor Swift に対抗したとされる『Bitch I’m Madonna』のミュージックビデオを Jeremy Scott (ジェレミー・スコット) による Moschino (モスキーノ) に衣装製作を依頼するなど、まだまだファッションに対する意欲は現役のようだ。

紹介した10人の他にも、引き続き Dior のミューズを務めた Jennifer Lawrance (ジェニファー・ローレンス)、ボディ・イメージ肯定論を発信し米『TIME (タイム)』が選ぶ『最も影響力ある30人のティーン』に選ばれた Zandaya (ゼンデイヤ)、レディース・アイテムを着こなし Gucci の新のミューズと評された Harry Styles (ハリー・スタイルズ) 等、数々のセレブがファッション界で注目を集めた。2016年も引き続き加熱することが予想されるポップスターによるファッションビジネス。来年もセレブリティのお騒がせニュースから目が離せそうにない。

辰巳JUNK
PROFILE: 東京都在住、美術関係に携わる20代。Twitter で日々更新される切れ味の鋭いセレブリティウォッチングと、エンターテイメント、アートに対する深い造詣で注目を集めている。「ニワカを極める」と称する個人ブログでは、テレビドラマから映画、ゴシップ、古典に至るまで幅広いフィールドからキュレートした独特の文才を発揮している。

Twitter TTMJUNK
HP: outception.hateblo.jp