Peter Dundas (ピーター・デュンダス) による初の Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) メンズコレクションが披露
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Peter Dundas (ピーター・デュンダス) による初の Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) メンズコレクションが披露
Peter Dundas’ First Menswear Collection For Roberto Cavalli Is Full-On Glam Rock Stars
Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) 2016-17年秋冬メンズコレクションがミラノにて発表された。クリエイティブ・ディレクター Peter Dundas (ピーター・デュンダス) による初のメンズコレクションである今季のテーマは「本物の贅沢」。Roberto Cavalli といえばいつの時代も本物の贅沢を提唱しているように見えるが、今回のコレクションは些か様子が異なるようだ。
Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) 2016-17年秋冬メンズコレクションがミラノにて発表された。クリエイティブ・ディレクター Peter Dundas (ピーター・デュンダス) による初のメンズコレクションである今季のテーマは「本物の贅沢」。Roberto Cavalli といえばいつの時代も本物の贅沢を提唱しているように見えるが、今回のコレクションは些か様子が異なるようだ。
まずファーストルックで登場したのは、目を見張るほどリュクスなレオパードのファーコート。これまでなら恐らく仕立ての良いダブルのジャケットと合わせてジゴロなスタイリングが提案されていたであろうインナーは、フォークロアムード溢れるニットとリラックス感溢れるワイドトラウザー、そして足元はカジュアルなスニーカーでドレスダウンを図る。取り扱いが難しいイール (鰻) のレザーをパッチワークで仕立てたジャケットも、これまた気負いないエフォートレスなスタイルとマッチさせている。
21世紀を生きるダンディズム。Mick Jagger (ミック・ジャガー) や Keith Richards (キース・リチャーズ)、Jimmy Page (ジミー・ペイジ)、 George Harrison (ジョージ・ハリスン)、Gram Parsons (グラム・パーソンズ)、Serge Gainsbourg (セルジュ・ゲンズブール) をはじめ、60年代後半から70年代前半にかけてのスターたちの佇まいを現代へと蘇らせたワードローブは、デカダンかつグラマラス、そして奔放でありながら、どこか “良い子ちゃん” なムードも漂わせる現代っ子を想起させる。