デカダンなファブリック美学、Haider Ackermann (ハイダー・アッカーマン) 2016-17年秋冬コレクション

Haider Ackermann (ハイダー・アッカーマン) の2016-17年秋冬メンズコレクションが20日発表された。今季ショーの会場となったのはパリ4区の市庁舎。古き良きヨーロッパの趣を色濃く残すランウェイでは、「Same old story (昔からよくある話)」に基づいた24のルックが登場した。

グリーズを撫で付けたモヒカンに、痩せこけた頬を強調するシャドー。いつになく病的なヘアメイクがデカダンなコレクションでは、Haider Ackermann が得意とするオリエンタルなディティールを融合させたレイヤールックを提案。ウォッシュ加工を施したベルベットや肉厚なウール、煌びやかなグリッターの輝きを放つジャカードなど、異なるテクスチャーのファブリックを巧みに組み合わせたコレクションは、”昔からよくある” スタイルを控えめに、それでいて力強くアップデートさせている。

HP: haiderackermann.be

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