浮世絵とNYヤンキース？3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム) 2016年フォールコレクションが提案する ”ユースフル・エレガンス” とは

3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム) から最新の2016年フォールメンズコレクションが発表された。これまでミラノにてランウェイを開催してきた 3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム) メンズだが、今季コレクションはニューヨークのオフィスにてプレゼンテーション形式にて発表された。

「チャンスに挑戦する喜びを大切に」というメッセージが込められたコレクションでは、ブランドが打ち出すグローバル・シティズン (あらゆる国や人種、年齢の人に向けた) というミッションをもとに、メンズウェアの新たな可能性に挑戦したという。テーマはずばり、ユースフル・エレガンス。3.1 Phillip Lim のメンズウェアといえばいつだってユースフル (若々しい) でエレガントだが、今季はいつになく若々しくエッジの効いたテイストに果敢に挑んでいる。

どこか不良ちっくなスタンドカラーのジャケットには、フェティッシュなパテントのポリスハットをミックス。カーキのサテンブルゾンには、日本の浮世絵が刺繍施されている。そして極め付けは、レオパードとNYヤンキースのベースボールキャップを合わせたルック。アーバンな制服からサルトリアルなクラシック、そして好奇心で集めたものを組み合わせたコレクションは、既存の枠にとらわれない自由なモダンラグジュアリーを体現している。

なおルックブックのモデルは Yuri Pleskun (ユリ・プレスクン) と Nick Zwiren (ニック・ズィレン)。フォトグラファーは上海を拠点に活躍する But Sou Lai (ブト・ソウ・ライ) が担当している。

HP: 31philliplim.jp

Next

Prev

1/29