Motohashi Seiichi: Sense Of Place At Izu Photo Museum

ドキュメンタリー作家 本橋成一の個展が IZU PHOTO MUSEUM にて開催

「チェルノブイリ」 チェチェルスク、ベラルーシ共和国 1992年 | © Motohashi Seiichi

Motohashi Seiichi: Sense Of Place At Izu Photo Museum
Motohashi Seiichi: Sense Of Place At Izu Photo Museum
News/

ドキュメンタリー作家 本橋成一の個展が IZU PHOTO MUSEUM にて開催

Motohashi Seiichi: Sense Of Place At Izu Photo Museum

現在、IZU PHOTO MUSEUM にて、本橋成一の個展「在り処 (ありか) 」が開催中だ。会期は7月5日 (火) まで。

現在、IZU PHOTO MUSEUM にて、本橋成一の個展「在り処 (ありか) 」が開催中だ。会期は7月5日 (火) まで。

同氏は、1960年代から市井の人々の姿を写真と映画という二つの方法で記録してきたドキュメンタリー作家。炭鉱、大衆芸能、サーカス、屠場、駅など人々の生が息づく場をフィールドに、チェルノブイリ原発事故の後もかの地で暮らす人々の日々を主題として、これまでに写真集3冊と映画2作品を制作している。チェルノブイリの事故からちょうど30年目の節目である2016年、本展では、本橋の原点となる未発表の初期作品から代表作を含めた150点以上を展示し、半世紀にもおよぶ写真家としての足跡に焦点を当てて紹介する。会期中は、ゲストを招いてのトークイベントや、作家によるギャラリートークを開催。詳細・申し込み方法はウェブサイトにて。

本橋成一(もとはし・せいいち)/ 写真家・映画監督
1940年東京生まれ。63年自由学園卒業。65年東京綜合写真専門学校卒業。68年「 炭鉱〈ヤマ〉 」で第5回太陽賞受賞。95年『無限抱擁』で日本写真協会賞年度賞、写真の会賞を受賞。98年「ナージャの村」で第17回土門拳賞受賞。 ドキュメンタリー映画 「ナージャの村」 (1997)、「アレクセイと泉」 (2002)、「ナミイと唄えば」 (2006)、「バオバブの記憶」 (2009) を監督、「水になった村」「祝の島」「ある精肉店のはなし」をプロデュース。2015年に最新監督作「アラヤシキの住人たち」を公開した。 主な個展に「本橋成一 ナジェージダ–希望」東京都写真美術 (2002)、「本橋成一 写真・映像展:ナジェージダ–希望」松本市美術館 (2006) など。主な写真集に『ナージャの村』 (平凡社、1998)、『アレクセイと泉』 (小学館、2002)、『屠場』 (平凡社、2011)、『上野駅の幕間』 (新版、平凡社、2012)、『サーカスの時間』 (新版、河出書房新社、2013)、『炭鉱〈ヤマ〉 』 (新版、海鳥社、2015) などがある。

<展覧会情報>
本橋成一 「在り処 (ありか) 」
会期: 2016年2月7日 (日) – 7月5日 (火)
時間: (2 – 3月) 10:00 – 17:00/ (4 – 7月) 10:00 – 18:00
休館日: 毎週水曜日 (5/4は開館)
場所: IZU PHOTO MUSEUM
住所: 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
Tel: 055-989-8780
入場料: 大人 800円/高・大学生 400円/小・中学生 無料
HP: www.izuphoto-museum.jp