Salone del Mobile Milano 2016, Fendi Casa Pays Tribute To Italian Modernism Maestro

イタリアンデザインにラブコールを、Fendi Casa (フェンディ カーサ) から「ミラノサローネ 2016」最新コレクションが発表

Salone del Mobile Milano 2016, Fendi Casa Pays Tribute To Italian Modernism Maestro
Salone del Mobile Milano 2016, Fendi Casa Pays Tribute To Italian Modernism Maestro
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イタリアンデザインにラブコールを、Fendi Casa (フェンディ カーサ) から「ミラノサローネ 2016」最新コレクションが発表

Salone del Mobile Milano 2016, Fendi Casa Pays Tribute To Italian Modernism Maestro

Fendi Casa (フェンディ カーサ) から「ミラノサローネ 2016 (Salone del Mobile Milano 2016)」最新コレクションが発表された。著名インテリアデザイナーであり、ヨーロッパを拠点にするLuxury Living Group (ラグジュアリー・リビング・グループ) の代表である Alberto Vignatelli (アルベルト・ヴィニャテッリ) とのコラボによって1989年に誕生した Fendi (フェンディ) のホームウェアライン、Fendi Casa。今回4月12日から1週間開催された「ミラノサローネ 2016」にて発表されたのは、イタリアのデザイン界を牽引してきた2名の発想により誕生した家具、そしてメゾンの DNA である「ファー」をアートの域にまで昇華させたユニークピースたち。

Fendi Casa (フェンディ カーサ) から「ミラノサローネ 2016 (Salone del Mobile Milano 2016)」最新コレクションが発表された。著名インテリアデザイナーであり、ヨーロッパを拠点にするLuxury Living Group (ラグジュアリー・リビング・グループ) の代表である Alberto Vignatelli (アルベルト・ヴィニャテッリ) とのコラボによって1989年に誕生した Fendi (フェンディ) のホームウェアライン、Fendi Casa。今回4月12日から1週間開催された「ミラノサローネ 2016」にて発表されたのは、イタリアのデザイン界を牽引してきた2名の発想により誕生した家具、そしてメゾンの DNA である「ファー」をアートの域にまで昇華させたユニークピースたち。

まず本年度注目の新作として登場したのは、1930年代から60年代にかけて活躍したイタリア人デザイナー Guglielmo Ulrich (グリエルモ・ウルリッヒ) にオマージュを捧げて制作された「フェンディ カーサ アイコンズ コレクション」の新作だ。

© Fendi

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Guglielmo Ulrich は1930年代にローマ万博開催の会場として開発が進められたローマのエウル (EUR) 地区建築群のプロジェクトに携わったデザイナーやアーティスト、知識人のうちのひとり。

その後第2次世界大戦によって万博の開催は中止され、彼のプロジェクトの多くは日の目を見ることなく中断されてしまったが、そのなかの一つである「イタリア文明宮 (Palazzo della Civiltà Italiana)」は、昨年の10月に Fendi の新たな本拠地として現代へと蘇っている。今回 Fendi Casa の新作として発表されたのは、Guglielmo Ulrich のデザインにインスパイアされた3モデル。

独創的なS字型のカーブラインを描く両面ソファ、レザーの「P02 アームチェア」、そしてミニマルモダンな「T01 テーブル」のうち一部は、昨年末に開催された「デザイン・マイアミ」でもプレビューでも登場している。

© Fendi

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イタリア人建築家、Marco Costanzi (マルコ・コスタンツィ) がデザインした「Velum Lamps (ヴィラム ランプ)」。部族の仮面と Fendi の職人がレザーの裁断に使う金属製の型をインスピレーションにしたというそのユニークなデザインは、ブラシ仕上げを施したメタルを用いたスリークな質感が特徴。グラフィカルなライティングを演出してくれる「Velum Lamps」はウォールランプ、テーブルランプ、フロアランプの3種類で展開される。

© Fendi

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Fendi といえば毛皮、毛皮といえば Fendi。メゾンが誇る卓越したクラフツマンシップと、Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) のイマジネーションをアートの域にまで向上させたのが、ファーの特注アートワーク「ファー タブレット」だ。メゾンが誇る、最高峰のサヴォアフェールが生かされたタブレット状のファーのアート作品。中でも印象的なのは、1999-2000 年秋冬コレクションのために作られたファー「チョコレートキャンディ (Chocolate Candy)」に命を吹き込む作品だろう。ナチュラルカラーのミンクファーを用いたこの作品では、内側のレザー部分にテクニカルナイロンを加熱塗布したメタルコーティングを施し、ブラックやイエロー、ベージュの濃淡による光学効果を加えるという想像を絶する高度な技術が用いられている。

© Fendi

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問い合わせ先/フェンディ ジャパン 03 3514 6187
HP: www.fendi.com