世界1000部限定、Gucci (グッチ) の写真集『Epiphany (エピファニー)』が IDEA Books (イデア・ブックス) より出版

Gucci (グッチ) がフォトグラファー Ari Marcopoulos (アリ・マルコポロス) によるスペシャルな写真集『Epiphany (エピファニー)』を IDEA Books (イデア・ブックス) より出版する。

キリスト教において救世主の顕現を記念する祝日、公現祭を意味する Epiphany (エピファニー) の名を冠した同写真集では、Gucci のクリエイティブ・ディレクターである Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) による2016年プレフォールコレクションのルックブックのためにミラノで Ari Marcopoulos が撮影した写真を収録。Beastie Boys (ビースティ・ボーイズ) や Kim Gordon (キム・ゴードン)、Chloë Sevigny (クロエ・セヴィニー) といったアーティストや友人のポートレートを撮り、『PURPLE (パープル)』や『the journal (ザ・ジャーナル)』などで活躍する Ari Marcopoulos らしい率直でリラックスとした独自の世界観が存分に発揮された作品となっている。

エアークッションの封筒に収められた本書は、表紙に Gucci の新しいアイコンでありブランドのコレクションにも度々登場しているスネークのホログラムシール、裏表紙には黒のシルクスクリーンでプリントされたブランドのロゴが配されている。カバーにあるクリアポケットには、Marcopoulos による作品から13種類の写真がセレクトされ、15cmx10cm のポストカードがランダムに1枚ずつ差し込まれている。また、ブックカバーには Alessandro Michele による言葉が綴られ、両面カラーのポスターが折り込まれるなど文字通りデラックスな写真集だ。

限定1000部の『Epiphany』は、5月5日に Dover Street Market NY (ドーバー ストリート マーケット NY) にて先行発売され、Marcopoulos によるサインイベントも出版を記念して開催。同イベントは、マンハッタン全域で開催される Frieze New York (フリーズ・ニューヨーク) というアートフェアの期間中に開催される Dover Street Market NY のオープンハウスの一環として催された。今後は、6月にフィレンツェで開催される Pitti Uomo (ピッティ・ウォモ) の会期中にブランドのクラフツマンシップを讃えるミュージアム Gucci Museo (グッチミュゼオ) で発売をスタートし、サインイベントも開催予定。本作は、限定されたショップのみでの展開となるが、7月以降は IDEA Books のウェブサイトにてオーダー可能だ。

Ari Marcopoulos は本書の中で、ブランドを象徴する「GGパターン」にバタフライやフラワー、タイガーヘッドといったモチーフがあしらわれたアイコンバッグ「ディオニュソス」にちなんで以下のように語っている。

「私たちは7日間にわたりアレッサンドロがデザインしたコレクションの撮影を行いました。日を追うごとに、周りがまるで古代のローマ時代のように感じられると同時に、しっかりと現在と未来にいるという実感も得ました。そして、何よりも楽しい時間だったのできっとディオニュソスの神も喜んでくれたと思います。」

『Epiphany』は国内では5月14日より Dover Street Market Ginza (ドーバー ストリート マーケット ギンザ) にて販売される。

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