Dior 2017 Cruise Collection Travels Back To World Heritage Blenheim Palace

Dior (ディオール) 2017年クルーズコレクションが発表、舞台は英国文化の象徴ブレナム宮殿

Dior 2017 Cruise Collection Travels Back To World Heritage Blenheim Palace
Dior 2017 Cruise Collection Travels Back To World Heritage Blenheim Palace
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Dior (ディオール) 2017年クルーズコレクションが発表、舞台は英国文化の象徴ブレナム宮殿

Dior 2017 Cruise Collection Travels Back To World Heritage Blenheim Palace

Dior (ディオール) による2017年クルーズコレクションが31日に発表された。スイス人デザイナーの Lucie Meier (ルーシー・メイア) と Serge Ruffieux (セルジュ・リュフィウー) を筆頭とするメゾンのクリエイションスタジオが手がけた今季コレクション、舞台となったのはイギリス、オックスフォードの世界遺産であるブレナム宮殿だ。

Dior (ディオール) による2017年クルーズコレクションが31日に発表された。スイス人デザイナーの Lucie Meier (ルーシー・メイア) Serge Ruffieux (セルジュ・リュフィウー) を筆頭とするメゾンのクリエイションスタジオが手がけた今季コレクション、舞台となったのはイギリス、オックスフォードの世界遺産であるブレナム宮殿だ。

17世紀にイギリスで興隆した宮廷の服飾文化と20世紀のフレンチクチュール。その双方を対話的に捉え、トレンドを生み出したムッシュ・ディオールは1954年には初となるイギリスでのファッションショーをこのブレナム宮殿にて行っている。その時発表されたのが、名高い「Hライン」。その後1958年には、ムッシュの没後わずか21歳でメゾンのトップに就任した Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン) によるコレクションがこの場所で発表されている。

そして今回、半世紀以上もの歳月を経て再び実現したフレンチクチュールと英国スタイルの邂逅。女性的なシルエットを描くワードローブには、素朴なツイードやフォークロア風のポプリ、具象的なジャカードに溶け込む野花のブーケと乗馬モチーフなど、当時の英国の田園風景や旅への憧憬を彷彿とさせるディティールがふんだんに取り入れられている。

@ Daniel Jackson for Dior

@ Daniel Jackson for Dior

中盤で登場したのは、「Hライン」に見る緩やかにウエストラインを際立たせるシルエットを現代版にアップデートさせたレイヤードルック。ここでも、メンズスーツに用いられるストライプ地やポロニットなど、イギリスの伝統的な服飾文化の影響が随所に見て取れる。

終盤には、Dior (ディオール) メイクアップの新たな顔として選ばれたイット・ガールの Bella Hadid (ベラ・ハディッド) がシアーなオーガンザの上から精巧なエンブロイダリーが施されたクチュールタッチのルックを纏って登場。これ見よがしな絢爛さは無いものの、奥ゆかしいエレガンスと現代的な感性を丁寧に汲み取った50余のルックは、まさに英国文化の如く質実剛健な佇まいだ。


問い合わせ先/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
HP: www.dior.com