ハシエンダのエナジーを現代へ、DIOR HOMME (ディオール オム) 2017年サマーコレクション
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ハシエンダのエナジーを現代へ、DIOR HOMME (ディオール オム) 2017年サマーコレクション
DIOR HOMME 2017 Summer Collection Recalls The Haçienda Youth Culture Vices
DIOR HOMME (ディオール オム) による2017年サマーコレクションが25日、パリにて発表された。Tennis Club de Paris (テニス・クラブ・ド・パリ) を会場にした今季、クリエイティブ・ディレクターの Kris Van Assche (クリス・ヴァン・アッシュ) がテーマに掲げたのは「Fan Fare (ファンフェア)」。祝祭の開幕を告げる華やかな “ファンファーレ” の如く色とりどりの電飾で彩られた会場は、それと同時にどこか無秩序かつインダストリアルなミザンセーヌを作り上げた。
DIOR HOMME (ディオール オム) による2017年サマーコレクションが25日、パリにて発表された。Tennis Club de Paris (テニス・クラブ・ド・パリ) を会場にした今季、クリエイティブ・ディレクターの Kris Van Assche (クリス・ヴァン・アッシュ) がテーマに掲げたのは「Fan Fare (ファンフェア)」。祝祭の開幕を告げる華やかな “ファンファーレ” の如く色とりどりの電飾で彩られた会場は、それと同時にどこか無秩序かつインダストリアルなミザンセーヌを作り上げた。
A remix of shared boyhood memories
80年代のロンドンにて一斉を風靡したナイトクラブ「The Haçienda (ハシエンダ)」に集う若者達のエネルギーをインスピレーションにした今回のコレクションにて、ファーストルックで登場したのは、2ボタンのテーラリングスーツ。ジャケットのスリーブには、赤と白のストライプが取り付けられているほか、中に合わせたブロックチェックのシャツ、スパイクネックレス、そしてエンジニアブーツからブラックに彩られたネイルに至るまで、2016年ウィンターコレクションに引き続きエッジの効いたパンクスタイルを感じさせるスタイリングが目を引く。
「今シーズンのコレクションは、ある種の集団的意識が軸となっています。言ってみれば、誰もがもつ少年時代の思い出のリミックスです。異世代の融合、そして、自分なりのビジョンを通してサブカルチャーをフィルターにかけ、新しいストーリーを作ることを心がけています。」と語る Kris Van Assche の言葉通り、DIOR HOMME らしい端正な顔立ちのテーラリングには、ボンデージディティールや、ランダムに配されたシルバーのハードウェア、そして敢えてアンフィニッシュに仕上げられたパッチワーク風のステッチワークなど、D.I.Y.精神溢れるモチーフが取り入れられた。
終盤に登場したのは、スカルとフローラルペイントを組みわせたパッチワーク装飾。”Memento Mori (メメント・モリ)” という言葉が浮かぶほど攻撃的で反骨的な49のルックたちは、また同時にニュー・ウェーブ、スポーツウェア、パンク、ストリート精神、ミリタリーなど様々なバックボーンをハイブリッドに融合させた新世代のモダンメンズウェアを提案している。
問い合わせ先/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
HP: www.dior.com