NikeLab × Kim Jones Collaboration Is Here

NikeLab (ナイキラボ) と Kim Jones (キム・ジョーンズ) コラボの全貌が公開

NikeLab × Kim Jones Collaboration Is Here
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NikeLab (ナイキラボ) と Kim Jones (キム・ジョーンズ) コラボの全貌が公開

NikeLab × Kim Jones Collaboration Is Here

かねてより話題となっていた NikeLab (ナイキラボ) と Kim Jones (キム・ジョーンズ) のコラボコレクションがついに発表された。

かねてより話題となっていた NikeLab (ナイキラボ) と Kim Jones (キム・ジョーンズ) のコラボコレクションがついに発表された。

今季2017年春夏の Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) においてアフリカをテーマにしたメンズコレクションを発表するなど、これまで毎シーズン世界中の都市にクリエイションの源を見出してきた Kim Jones が今回のコラボコレクションのテーマとして掲げたのは「パッカブル スポーツウェア」。アイコニックな「ウィンド ランナー」を個性的なネオンカラーでアップデートさせたアイテムから、イギリス人らしいミックス & マッチの感性が光るシューズ類など、どれも懐かしのスポーツウェアの要素とハイファッションの洗練されたデザイン美学、そしてクルッと簡単に折り畳んでどこにでも持ち歩ける利便性が光る逸品ばかりだ。

以下、Kim Jones とのインタビューを原文ままで掲載。待望の NikeLab X KIM JONES パッカブル スポーツ スタイル コレクションは NIKE.COM/NikeLab 及び一部の NikeLab 販売店で7月23日 (土) から発売、NikeLab Air Zoom LWP x Kim Jones は DSM の店頭のみ同日に発売される。その他のアイテムは9月以降の発売予定。

Kim Jones | © Nike

Kim Jones | © Nike

ー 最も古い Nike の思い出は?

13歳か12際の頃、ある Nike のシューズが絶対に欲しくて、親にお願いしてなんとか買ってもらいました。一目で気に入ってすぐに欲しくなったのです。

ー そのシューズは何か覚えていますか? 銀色の「ナイキ ヴァンダル」でした。

ー 最初にスニーカーに関心を持ったのは、ストリートカルチャーという視点ですか、あるいはスポートからですか?

私は子供のころとてもサイクリングに凝っており、たくさんのシューズを持っていました。スポーツのためのシューズでしたが、とてもかっこいいものでした。またしばらくはストレート・エッジ (ハードコア・パンクのサブジャンル) な人だったので、その頃は「ジョーダン」に凝っていました。誰もが「ジョーダン5」を探していました。とてもあのシューズが好き」で、他の人とは同じ色を履きたくないのであらゆる色を争うように求めていました。 典型的な10代の凝り性の少年です。いつもいっしょに過ごしていてた友達がいて、足のサイズがみんないっしょだったので、それはとても便利でした。いつもシューズを交換していたのです。

ー 今でもアーカイブの中にそのシューズはありますか?

おそらくアーカイブには500足か600足あると思います。ロンドンの家と、パリにもたくさんの棚の中に入っています。「ジョーダン」も、「ハラチ」もたくさん持っています。初めて発売された時に、あまりに気に入ったのでまとめ買いしたです。

– 特にスニーカーで興味深いと思う点は?

今はスニーカーのテクノロジーに関心を持っています。これだけ素早く進化した技術が確立し、優れた製品がデザインとなっている。スニーカーの技術面にとても関心を持っており、それがどのようにファッションを牽引し、ライフスタイルになるのかも興味深いです。

– 他に今関心を持っていることは?

(ファッションよりも) 常にカルチャーを参考にしています。そして旅行も重要です。南アフリカが好きで、とくにあの場所で感じるエネルギーが好きです。東京、NY や LA もいいですし、違う場所に行くことも好きです。去年の夏には東南アジアに行きましたがとても面白かったです。

ストリートウェアやスポーツウェアが重要視される理由、それはリアルだから

– 卒業コレクション発表以来、あなたの美的感覚はしばしばハイファッションにストリートの香りづけをしたものと言われます。この意見には同意しますか?あるいは付け足す点は?

すべてがその方向に向かっていると思いますし、その中で私が最初の一人だったに過ぎないと思います。先日、私の最初のコレクションを振り返って書かれた記事がありましたら、それを見ると私が恐ろしいくらい遠くまで進んできたと感じさせられました。15年経ちますが、あまりに物事が早く進みすぎて、あまりにたくさんのことをやってきました。私は自分がやっていることをさらに洗練させていきます。

– 今日、ストリートウェアやスポーツウェアが重要視される理由は?

リアルだからです。みんなの生活に密着していて、すべてにつながっているからです。

–すでにスポーツウェアの分野でもかなり活躍されていますが、今回の Nike とのコラボレーションは、どんなところが違いましたか?

常に Nike といっしょに仕事をしたいと思っており、アプローチをしてもらったタイミングは完璧でした。Nike の技術を活用して、古いものをもとに新しいものに変えることにしました。レトロな印象のコレクションにはしたくなくて、モダンで現代の若者に響くものにしたかったのです。

NikeLab Kim Jones 0715 2

–若者といえば、コレクションのカラーパレットは、クラブキッドネオンとニュートラルカラーのミックスされたものになっていますが、この色の組み合わせはどのようにして生まれたのですか?

すべてのカラーは昔の「エア マックス」からきています。「エア マックス 95」、「クラシック」、「オリジナル エア マックス」の色に加えて、未来を意識したカラーも使いました。Nike 製品の特徴となる DNA に、私が好きな様々なものの要素をすべて混ぜあわせて作ったのです。

– コレクションの中の幾つかのガーメントは変化するというか、着る人がいろんな場面で着られるものになっていますが、デザインでフォーカスした点は?

デザインと機能については、着る人が様々に使いこなせるように実用本位にしています。着る人にとって使いやすいものを、ということを考えて作りました。

– デザインの中に生かされたディティールをいくつか教えて下さい

できるだけ軽く、小さく仕上がるように、最低限の縫い目や継ぎ目で作ることを目指しました。Nike が本当に得意とする分野の、その本物の実力に目を向けて、その要素や技術をものづくりに生かしました。ウィンドランナーはたった一枚の素材から作っているのですが、どのように素材をカットして、どのように曲線をつくるかが最も難しい点でした。

– ニット トップのジャカードプリントについては?

体の形と、フライニット (アッパーの) パターンを平らにしたものを見ていたのですが、大変美しいものです。そこでそれを大きくしたらどんなガーメントになるだろうと考えました。T シャツにしても良いでしょう。

–「NikeLab Air Zoon LWP × Kim Jones」はオリジナルの「ズーム95」のアッパーに「エア マックス 1」の足型を用いていますが、このシルエットはどのようにして選んだのですか? 古いシューズをもとに全く新しいシューズを作ったという点が気に入っています。きちんと仕上がるまでにはかなり何度も試してみました。最初はあまりにゴツすぎて、そのあとには細くなりすぎたりしました。私が自分で履いて、自慢したくなるようなシューズを考えていました。Nike のスニーカーを手に入れられるのは素晴らしい、誇らしいことです。

– Nike の古いほかのスニーカーで新しく手に入れてみたいものはありますか?

いくつかあります。「フットスケープ」は面白いでしょうし、いっくつか自分の好きなものを部分ごとに組み合わせてみたり、切り貼りして新しいものを作るのも面白いでしょう。当時一番新しい先端にあったものを、現在一番新しいものにするために違った形で復活させる。技術も変わったので、すべて軽く快適に仕上げられます。誰もがいつでもスニーカーを履くようになりましがから、快適さと実用性が大事です。また「時間は貴重」ということも頭に置いておくことが必要です。ものごとを簡単にシンプルにできるものがあれば、それは生活の中で大事ですし、もちろん同時にそれが美しいものであることも大切です。

– ここで、コレクション全体のテーマである「パッカブル」と、あなたの旅行好きについて話しを戻したいのですが、どうしてあなたにとって旅行は大事なのですか?

私は新しいものを見つけたり、新しいことをしたり、新い場所を見るのが好きです。生きている間に世界のすべてをこの目で見てみたいです。また自然にも大変感心を持っています。新しいものを見つけるには、遠いところまでいかなくてはいけないけど、その知らない場所に行かなければ、何がみられるかもわかりません。インターネットや本で調べるのもいいですが、私は自分の目でみ見て、触り、カルチャー、野生生物や人々に刺激を受けたいのです。そんな点においては、私はかなりネットで調べますが、その場所に行って街角で実際に何がみられるのかはそのときまでわかりません。それが一番面白いのです。 ー これまでに行った場所の中でよかったところを5つ挙げるとしたら? イースター島、モンゴル、アフリカのたくさんの国。多分エリオピア、モルディブも素晴らしかった。カンボジアのシェムリアップも好きです。インドも、とくにラジャスタンが。そして地元のロンドンと、南アフリカも大好き。ガラパゴス諸島も、パタゴニアは素晴らしいし、ブータンも本当に魅力的です。

問い合わせ先/ナイキカスタマーサービス  0120-6453-77
HP: www.nike.com