鬼才イエジー・スコリモフスキによる待望の最新作『イレブン・ミニッツ』が公開
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鬼才イエジー・スコリモフスキによる待望の最新作『イレブン・ミニッツ』が公開
'11 MINUTES' To Launch In Japan From August 20th
カンヌ、ベネチア、ベルリン三大国際映画祭の主要賞を制覇したポーランドの巨匠、Jerzy Skolimowski (イエジー・スコリモフスキ) による待望の最新作『イレブン・ミニッツ』が公開される。
カンヌ、ベネチア、ベルリン三大国際映画祭の主要賞を制覇したポーランドの巨匠、Jerzy Skolimowski (イエジー・スコリモフスキ) による待望の最新作『イレブン・ミニッツ』が公開される。
午後5時に始まり5時11分に終わるこの物語は、女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年など、いわくありげな11人の人物と一匹の犬を中心に描かれ、大都会に暮らす見ず知らずの人々に起こる11分間のドラマをモザイク状に構成した、群像劇リアルタイム・サスペンスである。
Jerzy Skolimowski らしい限定された抽象的空間や、特殊な時間設定のあるドラマのようなスタイルで描かれた本作は、様々なメディア技術を巧みに使った多種多様な質感と視点を駆使した魅惑の映像と、複雑な日常にあるノイズの見事な融合によって悲哀感ただよう人生の光と影を表現。人々のありふれた日常が11分後に突如変貌してしまうという奇妙な物語を、テロや天災に見舞われる不条理な現代社会の比喩として描いている。
17年ぶりの監督復帰作『アンナと過ごした4日間』が東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、続く『エッセンシャル・キリング』でベネチア国際映画祭審査員特別賞、主演男優賞W受賞の栄誉に輝いた Jerzy Skolimowski。 78歳の巨匠が映画表現の新たな地平を切り拓く『イレブン・ミニッツ』。よくあるサスペンス映画とは一味違う、華麗な映像技術と世界観、驚愕のストーリーに一気に引き込まれること間違いなし。公開は、2016年8月20日 (土) ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
作品紹介 | |
映画タイトル | イレブン・ミニッツ |
原題 | 11 MINUTES |
監督・脚本・製作 | Jerzy Skolimowski (イエジー・スコリモフスキ) |
出演 | Richard Dormer (リチャード・ドーマー)、Wojciech Mecwaldowski (ヴォイチェフ・メツファルドフスキ)、Paulina Chapko (パウリナ・ハプコ) 他 |
製作国 | ポーランド・アイルランド合作 |
製作年 | 2015年 |
上映時間 | 81分 |
提供 | ポニーキャニオン、マーメイドフィルム |
配給 | コピアポア・フィルム |
後援 | ポーランド広報文化センター |
HP | mermaidfilms.co.jp/11minutes |
©2015 SKOPIA FILM, ELEMENT PICTURES, HBO, ORANGE POLSKA S.A., TVP S.A., TUMULT | |
2016年8月20日 (土) ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 |