プラダ財団によるメディア研究施設「Belligerent Eyes | 5K Confinement」最新プロジェクトが公開
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プラダ財団によるメディア研究施設「Belligerent Eyes | 5K Confinement」最新プロジェクトが公開
Discover Into Fondazione Prada "Belligerent Eyes | 5K Confinement" In Venice
プラダ財団のヴェネツィア施設にて現在開催中の「Belligerent Eyes | 5K Confinement」から、最新プロジェクトの全貌が公開された。5月27日から幕を開けた「Belligerent Eyes | 5K Confinement」は、Luigi Alberto Cippini (ルイージ・アルベルト・チッピーニ) が構想とデザインを手がけた実験的なメディア研究プロジェクト。
プラダ財団のヴェネツィア施設にて現在開催中の「Belligerent Eyes | 5K Confinement」から、最新プロジェクトの全貌が公開された。5月27日から幕を開けた「Belligerent Eyes | 5K Confinement」は、Luigi Alberto Cippini (ルイージ・アルベルト・チッピーニ) が構想とデザインを手がけた実験的なメディア研究プロジェクト。映画やビジュアルアートの研究および制作の世界で活躍する若い世代との刺激的な交流を生み出し、彼らに完全に自律的かつ自由な活動を促すことを目的に、参加者たちは6つの段階と2週間毎に開催されるディスカッションを通して多角的な分析、探求、そして表現に挑んでいる。
同プロジェクトから、今回公開されたのは8月25日から9月2日まで開催中の「Japan 1984 – 7 Betacam Tapes」、そしてプロジェクトの最終段階にあたる「New Never (Intra / Extra Moenia)」の2つ。
Enrica Fico Antonioni (エンリカ・フィコ・アントニオーニ)との密接なコラボレーションにより、Luigi Alberto Cippini (ルイージ・アルベルト・チッピーニ) と Giovanni Fantoni Modena (ジョヴァンニ・ファントーニ・モデナ)がデザインを担当し、Stefano Francia di Celle (ステファノ・フランシア・ディ・チェッレ)と Marzia Marzorati (マルツィア・マルゾラティ)がキュレーターを務める「Japan 1984 – 7 Betacam Tapes」では、ミケランジェロおよびエンリカ・アントニオーニが手掛けた未公開の映像資料が一堂に会する。
第73回ヴェネツィア国際映画祭と時を同じくして9月2日から11日まで開催される「Belligerent Eyes」 のPhase 6「New Never (Intra / Extra Moenia)」では、伝統的な枠組みを超えて広がる放送の実験を開催。従来は映画の世界とは無縁であった特異な制作構造と分野を合併させるというアイデアを強調している。ラジオ放送、政治討論番組を模したテレビ番組、視覚の将来に関する実験という、不可視性のテーマに関連した3つの作品が、カ・コルネール・デッラ・レジーナのスペース内で制作される。「Belligerent Eyes」の参加者と専門家や特別ゲストを巻き込むこれらの作品は、一般に向けても公開。プロジェクトの続報は、公式ウェブサイトにて随時配信される。