メトロポリタン美術館の次なる展覧会は川久保玲？

日本が誇る偉大なデザイナー、川久保玲の大規模な展覧会がニューヨークのメトロポリタン美術館にて開催されると米『WWD』が報じている。

COMME des GARÇONS (コム・デ・ギャルソン) の創始者であり、メディアへ滅多に露出しないためミステリアスな「生ける伝説」のファッションデザイナーと謳われ、数々の功績を生み出してきた川久保玲。メトロポリタン美術館は、これまで Alexander McQueen (アレキサンダー・マックイーン) や Gabriel Coco Chanel (ガブリエル・ココ・シャネル)、Cristóbal Balenciaga (クリストバル・バレンシアガ)、Gianni Versace (ジャンニ・ヴェルサーチ) らの回顧展を開催してきたが、現存のデザイナーの個展を開催するのは1983年の Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン) の一度きりだ。もし、川久保玲の回顧展が開催されるとなれば、同美術館の歴史において2度目の現存するデザイナーの展覧会となる。

メトロポリタン美術館の次の展覧会は、来年の春を予定。果たして、「広島シック」「東からの衝撃」とパリのファッション界を震撼させたデビューコレクションから35年の歳月が流れた今、川久保玲のベールに包まれた謎がついに解き明かされるのか？