映画『スノーデン』、史上最大の内部告発「スノーデン事件」の衝撃的な真実とは

2013年6月、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が、イギリスのガーディアン紙の報道によって暴露された。 そのガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供したのが、NSA (米国国家安全保障局) 職員で当時29歳の若者 Edward Snowden (エドワード・スノーデン) であった。社会派の巨匠、Oliver Stone (オリバー・ストーン) が史上最大の内部告発「スノーデン事件」の全貌に迫った問題作、『スノーデン』が2017年1月27日(金)より、TOHO シネマズ みゆき座ほか全国ロードショーされる。

『(500)日のサマー』(2009)、『インセプション』(2010)、『ザ・ウォーク』(2015) などに出演し人気を集めた Joseph Gordon-Levitt (ジョセフ・ゴードン＝レヴィット) が主人公スノーデンを演じる。本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種をマスターするとともに、内部告発者としての崇高な信念、ナイーヴなひとりの青年としての心の機微を表現したその演技は、あらゆる観客の目を釘付けにすることだろう。恋人リンゼイに扮するのは、『きっと、星のせいじゃない。』(2014) でハリウッドの若きスター女優となった　Shailene Woodley (シャイリーン・ウッドリー)。本作は、事件のみならず、長年にわたってスノーデンのパートナーとして寄り添うリンゼイ・ミルズとの出会いと、その後の軌跡を描出。史上最大の内部告発者スノーデンが、実は日本のカルチャーに興味を持っていた意外な一面など、プライベートの領域にも深く切り込み、観る者の共感を誘うヒューマン・ドラマに仕上がった。

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＜あらすじ＞
013年6月3日、大勢の市民でにぎわう香港の街なかに、青白い顔にメガネをかけ、ルービックキューブを手にしたひとりの青年が現れた。ドキュメンタリー作家 ローラ・ポイトラス、イギリス・ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルド と合言葉を交わし、彼らを自分が宿泊するホテルの一室に招き入れた彼は、ポイトラスが回すカメラの前で エドワード・スノーデンと名乗る。そしてアメリカ政府による恐るべき諜報活動の実態を証明するトップシークレットを携えたスノーデンは、自らが歩んできた CIA と NSA でのキャリアを語り始めた。