20世紀を代表する英国人作家ヘンリー・ムーアに捧ぐ、バーバリーによる「今買える」最新コレクションがロンドンで発表
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20世紀を代表する英国人作家ヘンリー・ムーアに捧ぐ、バーバリーによる「今買える」最新コレクションがロンドンで発表
Shop The Runway: Burberry 2017 February Collection
Christopher Bailey (クリストファー・ベイリー) による Burberry (バーバリー) 2017年フェブラリー コレクション。「今見て、今買える」新形態のランウェイの2シーズン目にあたる今季、20世紀を代表する英国人作家であり彫刻家の Henry Moore (ヘンリー・ムーア) に着想を得たメンズ、ウィメンズ合わせて78のルックが登場。
Christopher Bailey (クリストファー・ベイリー) による Burberry (バーバリー) の最新2017年フェブラリー コレクションがロンドンにて20日に発表された。今回会場となったのは、前回に引き続きソーホー地区の Maker’s House (メイカーズ・ハウス) と呼ばれる歴史的建造物。ここは20年代から英国ソサエティのサロンとして役割を果たした書店の跡地であり、厳かな石造りの会場はどこか退廃的な趣を湛えている。
ランウェイで登場したのはメンズ、ウィメンズ合わせて78のルック。今季インスピレーションとなった、20世紀を代表する英国人作家であり彫刻家の Henry Moore (ヘンリー・ムーア) の作品を思わせる曲線的なフォルム使いや彫刻を思わせるディティールは、アイコニックなトレンチコートからニット、スウェットシャツからメンズテーラリング、そしてウィメンズのイヴニングルックに至るまでコレクション全体にモダニズムアートのような意匠を添えた。
中でも印象的だったのは、甲冑のようなボレロにロングスリーブシャツを合わせたメンズのルック70、そしてヘムにくるみボタンをあしらった繊細なレースのドレスにテーラリングジャケットをアシンメトリーに合わせたルック78。ちなみに今回のコレクションは前回同様、ショーの当日から世界中の店舗、そしてオンラインで販売を開始しているほか、会場となった Maker’s House では27日まで期間限定のエキシビションを開催中。エキシビションでは、コレクションのインスピレーションとなった Henry Moore の世界観や貴重なアーカイブ作品を見ることが出来るほか、ランウェイで登場したユニークピースの展示なども行われる。
日本では今日から表参道店にて3月2日まで、そして心斎橋店にて2月24日から3月5日までの間インスタレーションとともに最新ルックが展開されているので、期間中に是非店頭に足を運んでみてほしい。個人的には、ルック62のマクラメトリムのシャツとプルオーバーが日本に並ぶことを願いながら、週末あたりに覗きに行こうかと思っている。
問い合わせ先/バーバリー・ジャパン 0066-33-812819
HP: show.burberry.com