【試写会プレゼント】エルミタージュ美術館のドキュメンタリー『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が4月29日より公開

ロシアのサンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館のドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が4月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開される。

世界三大美術館といえばフランスのルーヴル、アメリカのメトロポリタン、そしてロシアのエルミタージュ。絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など膨大な所蔵品は世界一と言われ、300万点の至宝に2,000もの部屋、他のどの美術館よりも多い学芸員を有し、年間366万人以上の入場者が訪れる世界最大級の美術館である。公開されている予告編では、エルミタージュ美術館の青い空に白と緑が鮮やかな昼間の荘厳な姿から始まり、美術館の創始者である女帝 エカテリーナ2世の肖像画に、Michelangelo (ミケランジェロ) の彫刻「うずくまる少年」など時代を越えた世界の有名芸術家たちの作品が登場。そしてエルミタージュ美術館 冬宮が占領された十月革命の様子や、戦時中、美術品を守るため秘密裏に列車で運び出す姿など、美術館の絢爛豪華な姿とは裏腹に、国の情勢に翻弄された250年の歴史が垣間見える。

「カノーヴァ三美神」撮影風景

本作が撮影されるにあたり力を尽くしてきたのは、エルミタージュ美術館の Mikhail Piotrovsky (ミハイル・ピオトロフスキー) 館長をはじめ美術館の各専門の学芸員たち、イギリスの彫刻家 Antony Gormley (アントニー・ゴームリー)、世界一の建築家とも言われる Rem Koolhaas (レム・コールハース)、そしてレニングラード包囲戦を生き延びた生存者たちだ。本作は、極上の美術品を紹介するにとどまらず、その背景に寄り添う歴史と戦火からエルミタージュ美術館を守り続け犠牲になっていった歴代の館長、学芸員たちの知られざる物語も明らかにされる。ナレーションは『戦場のメリークリスマス』などで知られる俳優 Tom Conti (トム・コンティ) 。

＜試写会プレゼント＞
この映画の公開に先立ちThe Fashion Post では、4月20日(木)に渋谷のユーロライブで行われる試写会に20名様をご招待。下記の作品情報下の応募フォームよりご応募を、締め切りは4月5 日(水) の18:00まで。当籤者の方にはメールでのご連絡となるので、メールアドレスをお忘れなきよう。