【The Pick】 冬の部屋の香り
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【The Pick】 冬の部屋の香り
the pick #29
how to make your home smell good this winter
photography: hiroki watanabe
edit & text: miwa goroku
TFP 編集部が実際に試してよかったコスメを、テーマ毎に厳選してお届けするビューティ連載。家でのんびり過ごす日が増えるシーズンに向けて、今月はルーム用の香りをピック。ほっこり、すっきり、しっとり、じっくり…… いろんなムードや気分に寄り添う、5タイプ5つの香り。
1. 引きこもりがちの寒い日に | LABORATORIO OLFATTIVO ルームスプレー
「冬の庭」と名づけられた、イタリア発 LABORATORIO OLFATTIVO (ラボラトリオ・オルファティーボ=嗅覚の実験室) のルームスプレー。ローズベリー、マンダリンのフレッシュで冴えたトップノートから、シダーやムスクなどのウッディノートが深い静寂で空間を満たしていく。カルダモン、アニスの甘いスパイスが加わることで、不思議と冬の気配を感じさせる調香がなんとも巧妙。窓を開けて空気に入れ替えたいけれど、寒くて無理…… そんなよくある冬の休日のシチュエーションに。
2. ムードアップしたい夜は | hyascent ディフューザー
バーボンバニラが大人の甘さを醸す、その名も「バーボンジョイ」な香り。今秋日本上陸したばかりの hyascent (ハイアセント) は、砂時計のようにひっくり返すことで、フレグランスオイルがゆっくりと滴り落ち、“ウッドコア”という特許取得の木製パーツに染み渡って、空間に香りを広げる仕組み。火を使わず、倒してもこぼれる心配がいらないので、子供がいる家庭でも使いやすく安心。1日1回ひっくり返すペースで、だいたい4〜6ヶ月持続。
3. 甘い夢を誘う | FUEGUIA 1833 テキスタイル
南米パタゴニア発のニッチなフレグランスブランド、FUEGUIA 1833(フェギア 1833)の「セダ」は、シルクとの相性を考えて調香された、肌ではなくテキスタイルのための香り。マグノリアやイリス、ジャスミンが奏でるフェミニンな香りに癒されながら、テキスタイルの抗菌・抗ウイルス効果も期待できるという納得のパフォーマンスを持つ。ゆったりとした気分でぬくもりに包まれたい夜、ベッドリネン、シルクの枕やナイトウエアなどに吹きかけて。
4. 邪気を清める | Foretment ストーン バンドル
邪気を払い、幸運を呼び寄せるといわれる聖なる木 “パロサント”。これにジェムストーンとドライフラワーを束ねた、見た目にポジティブなパワーを感じる浄化アイテムが、代官山拠点のボタニカルブランド Foretment (フォートメント) より新登場。パロサントは着火して、甘いミントのような香りを楽しんでもOK。煙が部屋中に行き渡ったら窓を開けて、煙とともに部屋の悪い空気を逃がそう。
5. 静寂に包まれたい日は | THREE リズム コウ キット
日本文化としても馴染みのあるお香が、THREE (スリー) の精油と融合。京都の香老舗・薫玉堂とのタッグで、心身ともに染み入るような3種の芳香が誕生した。カルダモンやスパイシーなシナモンにオレンジ精油の交わりが温もりを生む「美苑(ミオン)」はこれからの寒い季節にぴったり。すっきりとしたローズマリーとベルガモットの「清穏(セイオン)」、「艶美(エンビ)」はしっとり落ち着いたムードを熟成するローズ油を配合。