【My Energize Beauty】肌の透明感を守って澄み渡らせる、今季ベストのUVケア。
my energize beauty
#6 best UV care
edit: takuya kikuchi
今シーズンもさまざまなブランドから多様な進化を遂げたUVケア製品が続々と登場。日焼け止めとしてだけでなく、肌そのものを美しく見せてくれるものから抜群のスキンケア効果を備えたものまで、美容感度の高い6名のセレクターが今季のベストUVをリコメンド。
【My Energize Beauty】肌の透明感を守って澄み渡らせる、今季ベストのUVケア。
肌の水分密度を上げ続けてくれるUVケア
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AYANA
継続補水UV美容液ことヴェイル オブ デイは、朝つけてから夜メイクオフするまで、肌を紫外線から守りながらうるおいを与え続けてくれるアイテムでございます。こんな水っぽい、ぱしゃっとはじけるような気持ちのいいUVは初めて。カテゴリが「日中用美容液・マスク」というだけあって、テクスチャーはスキンケアそのものです。まったく重くない、ベタつかない。肌キメを整えて、下地の役目もしてくれる。そして補水し続けてくれる。肌の透明感は水分含有量によって決まるよねというのが私の持論でして、日々透明感を貯蓄していく感じがうれしくて、だから毎日使ってしまう。紫外線散乱剤フリーなので、肌色への干渉はありません。ゆえにくすみの原因もなし。最強です。AYANA(ビューティーライター)
ラベンダー色という幸せ。
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前野さちこ
みずみずしさと透明感。肌にとって、ずっとその印象を損なわずにいれたら最強だなという、二大要素。その両方が同時に叶い、かつ日中の紫外線や外的ストレスからもしっかりガードしてくれる、というのがこちらのベース。私たちって、ラベンダー色を手にすると謎の幸福感に包まれる性質がある気がします(私だけでしょうか……)。それがさらに、おなじみのITRIMの香りとともに肌になじんでいくと、この上ない多幸感に包まれて、肌も気持ちもトーンアップ。仕上げには、手のひらで顔全体を包みながらプレスすると、より密着感と透け感が高まります。さらに素晴らしいのは、時間が経っても崩れない点。みずみずしさと引き換えにテカリが訪れがちですが、それが皆無。夏の過酷なシーズンもずっと頼りにしたい名品です。前野さちこ(美容エディター)
スキンケア成分たっぷりの“ほぼ美容液下地”
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白石理絵
紫外線対策は一年中、UVカットのアイテムでケアをしています。日焼け止めを選ぶ際に意識しているのは、紫外線防止効果の高さはもちろん、スキンケア成分が豊富に配合されているかどうか。このADDICTION BEAUTYのコントロールカラーはSPF40/PA+++という普段使いには十分な紫外線防止効果に、肌トーンを自然に美しく補正して毛穴レスな肌に見せてくれるだけでなく、美容液が91%も配合されている“ほぼ美容液下地”なところが気に入っています。私自身は002 Healthy Roseがいちばんのお気に入りで、くすみを飛ばしながら自然な血色感を出すのに使っています。撮影のメイクでは、透明感を出したい時にはラベンダー、赤みを抑えたい時にはグリーン系のUVケアアイテムを下地として使っています。さらに意識しているのはUVケア製品の油分の量。艶感を出したい時は油分がやや多いものを、ナチュラルな艶にしたい時にはこの「スキンプロテクター カラー コントロール」がベストです。自分の肌よりもトーンを上げすぎたものを使うと白浮きしてしまうので、あくまでも自分の肌色に合ったものを選ぶこと、顔のフレームとなる部分は極薄に塗ることが自然に見せるポイントです。白石理絵(ヘアメイクアップアーティスト)
こんな“うるさらな日焼け止め”を待っていた!
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吉田佳奈子
撮影現場のメイクで使う日焼け止めを選ぶ際のポイントは、白浮きしないのはもちろん「ツヤが出ないこと」。その理由はスキンケアでしっかり整えた肌の質感が、日焼け止めを塗ることで変わってしまうのを避けたいから。肌の質感を損なわない日焼け止めがなかなか見つからず、撮影のメイクでは日焼け止めを塗るのを避けていたのですが、それでも長時間の屋外ロケや、照明でも肌が赤くなってしまうモデルさんもいて、塗ってほしいと言うリクエストも多々。そんな時は日焼け止めを塗った後にあぶらとり紙でおさえてからSPF入りのファンデーションを塗るというひと手間がありました。この春発売された「UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア」は白浮きせず、絶妙に自然なマットな仕上がりで、「ベースメイクに影響しないこんなテクスチャーをずっと探してた!」と、初めて使った時にテンションが上がった逸品です。この“うるさらなテクスチャー”ならスキンケアで仕上げた肌の質感を損なわないので、ほとんどの撮影メイクで使えるのも大きなポイント。メイク感のない仕上がりが好みの男性も取り入れやすい、ジェンダーニュートラルな日焼け止めだと思います。吉田佳奈子(メイクアップアーティスト)
デイリー使いこそ、最強のお供を。
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猪狩幸子
機能性や使用感など優秀な日焼け止めがたくさん出ている今シーズンは、どれかひとつを選ぶのは不可能に近く……。私はその日どうやって過ごすかによって使用する日焼け止めを決めています。SISLEYの「オールデイ オールイヤー N」は、在宅ワークがメインの日やちょっとしたお出かけの日に。これはもうプロテクト乳液の最高峰でしょう。なめらかで気持ちのいいテクスチャーもさることながら、独自の肌プロテクトのアプローチも肌を安心して預けたくなる理由。肌表面で紫外線や汚染物質を物理的にブロックしつつ、肌内ではそれらの浸透・拡散を防ぐという、ダブルの強力シールドで肌を徹底保護。多くの日焼け止めは数時間で塗り直しが推奨されているけれど、この乳液はシールド効果が8時間持続するというのも頼もしい!猪狩幸子(ビューティ・エディター)
肌色補整効果抜群で、+パウダーでベースが完了。
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とんだ林 蘭
今まで完璧とはほど遠いUVケアで過ごしてきたので、メイクをせずに一日中家で過ごす日や、夕方まですっぴんの日でも顔のUV対策をきちんとしたいと思い購入しました。朝のスキンケアの後にこれを塗るだけなのですが、日焼け止め効果も高く、自然なベージュで肌の色ムラや毛穴をカバーしながらも抜け感のある今っぽい肌に見せてくれます。ちょっとしたお出かけの時や今日はナチュラルメイクにしよう、という日はこの上にパウダーをのせるだけでも大丈夫なので、日焼け止めというよりベースメイクのアイテムとしても重宝しています。ベタつかずマスクにもつきにくい仕上がりで、一部の国と地域、ビーチでの使用の規制にも配慮した設計のビーチフレンドリー処方というのも使いつづけたくなるポイントのひとつです。とんだ林 蘭(アーティスト)