鈴木伸之と福士リナが見つけた小さな秋。表参道ヒルズで自由をまとってvol.3

1996年にシューズブランドからスタートさせ、枠にとらわれない発想や深く踏込んだデザインワークでいつも遊び心を忘れない Maison MIHARA YASUHIRO 。二人がそれぞれまとったオーバーサイズのジャケットは、今期のコレクションを代表する模倣と本物の境界線を表現したパファーアイテム。従来のデニム素材、チェック柄のアウターとは一味違う、ふっくらとしたフォルムと随所に伺えるブランド独自のクリーニングタグにも注目。

オーバーニットのグランジスタイルに愛らしいダックヒールパンプスで煌めきをプラスした福士。鈴木は、シャツのディテールがドッキングされたパンツでどこまでもワイドなシルエットに。デザイナー自身が粘土で型取った、ブランドアイコンのオリジナルソールの特徴的なスニーカーは他にはない存在感を放つ。常にアップデートをやめないアイテムを迎えて新しい季節を遊び尽くして。