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二階堂ふみとセーブ・ザ・ダックが紡ぐファッションの未来 vol.1
save the duck
with fumi nikaido
model: fumi nikaido
photographer: kisshomaru shimamura
styling: riku oshima
hair: takai
makeup: mariko adachi
edit & text: shiyori kawamura
2012年にイタリアで生まれたアウターウェアブランド SAVE THE DUCK (セーブ・ザ・ダック) は、その名のとおり動物由来の素材を一切使用せず、ハイテク素材のみでウェアを展開する。世界でも一足早くブランドコンセプトとして動物性素材の廃止を掲げ、自然を保護することでこれからの世代へと未来を繋ぐ持続可能なモノづくりを行なっている。
俳優として着実に躍進を続けるかたわら動物保護の活動に目を向け、発信し続けている二階堂ふみ。私たちがお気に入りの服を日々手に取っているように、彼女にとって動物、そして地球のことを考えることは、ごく自然な日常の一部。プライベートでも SAVE THE DUCK のアウターを愛用しているという彼女が、最新コレクションを着こなし、ファッションの楽しみと新たな可能性を表現する(第1回/全3回)。
二階堂ふみとセーブ・ザ・ダックが紡ぐファッションの未来 vol.1
style.1
ポピーレッドをアクセントに
ミリタリーライクなスタイル
秋冬定番アイテムとなりつつあるMA-1に、ジャンプスーツ組み合わせたコーディネート。裾をインしたレザー調のニーハイブーツやウエストをマークしたスカーフで、ミリタリーテイストをレディライクに変換。少しオーバーサイズにデザインされたアウターは、中綿入りで保温性も申し分なし。左右に付いたワイドポケットが特徴的なほか、グログランのジップストラップに「ANIMAL FREE」のロゴがプリントされ、さりげなくもステートメントを放つ。
style.2
アーシーなカラーパレットで
季節の移ろいを表現
秋らしいカラーリングでまとめたパンツスタイルは、スポーティーさを感じつつもヘッドピースでクラシックなエッセンスをオン。同系色で選んだスタンドカラーのキルティングジャケットは、素材に100%リサイクルポリエステルのソフトエコ・テディボアが使用され、羽織ると心地よい暖かさが広がる。裾と袖口は風の侵入を防ぐゴム入りで、冬でも快適。中央のジップはダブルジップとなっているため、トップスを裾から見せたりとコーディネートに合わせて楽しめるデザイン。