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今月の代官山 蔦屋書店おすすめ洋雑誌

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今月の代官山 蔦屋書店おすすめ洋雑誌

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「雑誌は時代を映す鏡」とも言われている。さまざまなメディアから情報を得やすくなった昨今、紙をめくりながら文化に触れる味わいを体感してほしい。そんな思いから、代官山 蔦屋書店の雑誌コンシェルジュが “今” 読んでほしい洋雑誌をピックアップ。毎月第一金曜日に更新。

TEMPURA magazine #15


日本のカルチャーやトレンドに焦点を当てたフランス発の雑誌。SNS を通して世界の情報が発信されることは当たり前になった現代。しかし、そこで共有される情報は、SNS に限らずポップなものやわかりやすいもの、表面的なものがほとんどである。本誌は日本文化の紹介だけに留まらず、その真髄に迫っていき、ジェンダーや家族、労働といった普遍的なトピックにまで飛躍する。本号では、大阪にフォーカスし、大阪弁や西成地区、阪神タイガースなど、大阪にまつわるさまざまなカルチャーが紹介される。

032c #44


2001年にジャーナリスト兼クリエイティブディレクターの Joerge Koch (ヨルグ・コッホ) によって創刊されたベルリン発の雑誌。本書はファッション、アート、政治など多岐にわたる視点で時代の潮流を捉え、その幅広いアプローチから独自の存在感を放つ。2015年には雑誌と連動したアパレルラインをローンチし、その独創的な視点により注目を集め、現代のトレンドを牽引している。本号では、世界的に注目を集めている BTS の RM が表紙を飾り、誌面では兵役前の心情を明かす。アイドルとしてのクールなビジュアルだけでなく、兵役という政治的な側面にも触れている。

ArtReview Asia Vol. 11


ロンドンを拠点とし、世界のアートシーンを紹介する『ArtReview』の姉妹雑誌である本誌は、『ArtReview Asia』のタイトル通り、アジアのアーティストの作品にフォーカス。東南アジア文学賞を受賞したタイ出身の Yoon Prabada (プラープダー・ユン) をはじめ、アジアでは名高い批評家や小説家が本書の執筆を務めており、アジアの作品がファッション、映画、建築などの文化にどのように影響を与えているのかを探究する。本号では、インドネシアの植民地時代の暴力を描いた大規模なインスタレーションや布絵を制作する Citra Sasmita (シトラ・サスミタ)、ビデオ、パフォーマンス、彫刻を通して「ファンダム」というテーマを探求する Shuang Li’s (シュアン・リー)、事実とフィクションを融合させることによってドキュメンタリーの手法を覆す Soumya Sankar Bose’s (スーマイヤ・サンカル・ボース) がそれぞれ表紙を飾る。また、写真、彫刻、インスタレーション、演劇と多岐に渡って活動するアーティストの杉本博司のインタビューも掲載。アジアのアートワールドを探訪することができる一冊だ。

SCENERY #1


2023年11月に創刊したばかりのイギリスのインテリア雑誌。花、家具、オブジェなど、生活を彩る「景色」となるものを紹介しており、暮らしにアイディアを与えてくれる一冊だ。創刊者の Simon Bøcker Mørch (サイモン・ボッカー・モルヒ) は、「インテリアは、そこに住む人間の個人的な感情を最も強く反映している」と語り、通常のインテリア雑誌とは一線を画した、より個人的な感情を反映した雑誌を制作している。本誌では、単なるインテリア雑誌ではなく、ファッション界のレンズから見るような、エモーショナルな写真を多数掲載し、インテリアのディテールだけでなく、それらが作り出す空間をも楽しむことができる。私たちの生活に、当たり前のように存在するインテリアと、それらが映し出す感情は、私たちの好奇心を掻き立てることだろう。

MASTERMIND #14


Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のスタイリストとしても活躍した Marie-Amélie Sauvé (マリー=アメリ―・ソーヴェ) によって、2017年に創刊されたフランス発の雑誌。各章ごとにテーマが設定され、インタビューや特集、フォトエッセイを掲載している。そこで発信される情報は限定的なものではなく、アート、建築、映画、ファッション、文学、哲学など幅広い。本号では、女優の Cate Blanchett (ケイト・ブランシェット) を表紙に起用したほか、舞台やスクリーンでの忘れがたいキャリアについてインタビュー。新しい文化を知る冒険へと引き込んでくれるような記事と、アートブックのような芸術性の高い写真が見どころ。

COMMON LANGUAGE #9


共通言語を意味する「Common Language」をタイトルに掲げる本誌は、まさに普遍的な「芸術」という言語をテーマとしている。本号では「神話」にフォーカス。人間はすべてのことを理解できず、実態を掴めないことが数多くある。だからこそ、全知全能の神に頼り、世界中至るところで神話が誕生したという。依然として、我々に神話が必要であるか、神話以外に新しい何かを見つけることができるのではないかと問いかける。

double magazine #46


独特な装丁と一流の写真家が撮影したビジュアルが特徴のフランス発アート&カルチャーマガジン。本誌は、雑誌というよりもアートブックとして楽しむことが出来る。本号では Alasdair McLellan (アラスデラ・マクレラン)、Sam Rock (サム・ロック)、Paul Graham (ポール・グラハム)、また被写体を真空パックにする日本人アーティスト PHOTOGRAPERHAL (フォトグラファー ハル) の写真も掲載されている。トレンドやカルチャーをビジュアルとして言葉で発信するという雑誌のイメージを覆す「観て」楽しむことができる雑誌。

SSAW #24


2012年にフィンランドで創刊された、ファッション&カルチャー誌。年に2回発行される季刊誌で、世界のファッションとカルチャーにおいて独自のアプローチを追及している。本書は、日々変化を続ける世界でもなお、失われない純粋さと、時代を超越したシンプルな美学に焦点を当てており、そのデザインは先鋭した編集チームが作り上げているそう。視覚的に目を引くエディトリアルや魅力的な記事、インタビューを通して「単なるファッション誌」以上のものを作ることに努めているという。世界的なハイファッションブランドから、新進気鋭の若い才能にもスポットを当て、多様な視点から作品を紹介し、独自の視覚的表現を生み出している一冊。

PURPLE #41


1992 年の創刊以来、世界中のアーティストや編集者から一目置かれているファッション誌。今号のテーマは、30 年間にわたる同誌の歴史と共に歩んできたファッションの本質、ファッションの創造性、そしてファッションが持つ社会的影響の変革力を捉えること。その核となるのは、ファッションのシステムと、それが芸術、セクシュアリティ、ジェンダー、政治、映画、セレブリティ文化に与える多大な影響について探求することである。また、本号では「The Essence of Fashion」を掲げ、世界的なハイファッションブランドとともに表紙を制作。表紙タイプは21種類にも及び、それぞれのブランドの色が存分に引き出されている。

Boycott #13


2015年にパリにて創刊。国際的な文化の多様性を反映し、ファッション、アート、音楽、ダンスを通じて、写真家や新進気鋭のアーティストによる、情熱的で反抗的な新世代の社会学を解読することに取り組んでいる。五感の中でも特に視覚に訴えかけるヴィジョンを誌面を通じて常に発信することにより、世界に影響力をもたらすバイブルになるという強い意志のもとで制作されているそう。今号では、FUJI ROCK FESTIVAL にも参加したイギリスのシンガー Sampha (サンファ) を特集。プロデューサーとして、Beyoncé (ビヨンセ) や Drake (ドレイク)、Kendrick Lamar (ケンドリック・ラマー) といった名だたるアーティストとコラボレーションした過去を持つ。新進気鋭のソウルミュージックの旗手とも言われる彼が、これまでに共演したアーティストとの経験談や音楽を作る上で強く伝えたいこと、表現したい感性や感情について語っている。

Singles Korea 2024.3


毎号様々なアーティストや著名人と共に最新トレンドを紹介している韓国誌。「THE FUTURE OF K-POP」という表題を掲げた3月号では、今年2月に日韓同時デビューを果たした7人組ボーイズグループ NCT WISH (エヌシーティー ウィッシュ) が表紙を飾る。「無限拡張」をコンセプトに世界で活躍するNCTにとって、最後のデビューグループとして羽ばたき始めた NCT WISH。本誌では、そんな新生たちにインタビューを敢行。大きな名前を背負って世界に挑むための重責やこれから待ち受ける多くの舞台を踏むための決意、今後挑戦していきたいことなど、希望に満ちあふれた未来を見つめる彼らの眩しい姿が垣間見ることができる。

ALLA CARTA 23


イタリア語で「紙で」という意味の「Alla Carta (アラ カルタ)」をタイトルに掲げた雑誌。ウェブが唯一の有効的なコミュニケーション手段であるかのように見える昨今、紙雑誌のページをめくる者にしか得られない貴重な時間を提供する。また、フランス語で一品料理の意味である「à la carte (アラカルト)」との類似性をユーモアと捉え、ファッション、デザイン、アート、映画などの様々なカルチャーを通じて人々とテーブルを囲んで食事をとり、その時間を共有したいという思いが込められている。今号では、映画監督の Maurizio Nichetti(マウリツィオ・ニケッティ)にインタビューを敢行。1979 年の映画『ラタタプラン』について語っている。主人公としても出演している MaurizioNichetti は作中で一言も発することはなく、パントマイムや道化を織り交ぜながら、ギャグという古代のサイレント アートに回帰。無垢であることの恵みと皮肉という優しさを持つことで世界とその残酷さを暴く。彼とともに昼食をとりながら行ったインタビューでは、憂鬱なコメディーと演劇性を通して、彼の人物像と芸術哲学についての考えを深掘る。

REVUE #16


現代では珍しい、大きなプラスチックのリングでまとめられたスクラップブックのような雑誌。毎号さまざまな表紙や形状でローンチされるため、誌面だけでなく、そのパッケージデザインさえも読者を楽しませる要因の一つとなっている。タイトルになっている「Revue」とは、学会誌などの一つの主題を様々な側面から扱う情報媒体のことを指す。本誌でもアート、建築、ファッション、文学、映画、音楽などの芸術分野の中で新たな議論を引き起こすことで、固定概念として世界で通例となっていた形式を揺るがし、新しい道を模索する。今号では、テーマを「beauté REVUE」とし、多様な人種のモデルやファッションを特集。美しさについての理解を深めることを目的としている。社説は主にフランス語で書かれているが、英語のセクションもあるため、世界中で人気の雑誌だ。

AnOther Magazine Issue 46


イギリスのファッション・カルチャー・マガジンとして2001年に創刊。創刊以来ファッションディレクターとして同誌の核となるファッション特集を手掛けてきた Susannah Frankel (スザンナ・フランケル) が、2016年より新たに指揮を執っている。創造性豊かな新進気鋭の写真家やスタイリストなどと共に作り上げられた誌面は、ブランドファッションを中心としながらも、芸術、政治、文学の要素が融合。美しく作られた各エディションは、同誌のファンの中でコレクターアイテムとなっている。今号で注目すべきは、PRADA (プラダ) の共同クリエイティブ・ディレクター Miuccia Prada (ミウッチャ・プラダ) と Raf Simons (ラフ・シモンズ) へのインタビュー。伝統あるブランドが、新しい時代に美を創造する意味について語っている。

VOGUE UK The March 2024


世界中で発行されているファッション雑誌『VOGUE』のイギリス版の編集長を務めたEdward Enninful (エドワード・エニンフル) が今号を最後に勇退する。同誌の100年の歴史において初の男性編集長になった彼は、かつて『i-D』や『W』、『VOGUE Italy』にてディレクターとして活躍し、業界のトップクリエイターたちから絶大な信頼を寄せられている。Enninful が手掛ける今号の表紙には、長年親交のある Naomi Campbell (ナオミ・キャンベル) や Kate Moss (ケイト・モス) といった元祖スーパーモデルから、テニス選手の Serena Williams (セリーナ・ウィリアムス)、今年グラミー賞を複数受賞した歌手 Miley Cyrus (マイリー・サイラス)、90年代を代表するアーティスト「Spice Girls (スパイスガールズ)」のメンバーであり、現在は実業家としても活躍する Victoria Beckham (ヴィクトリア・ベッカム)、ロンドンを拠点に活躍するシンガーソングライター Rina Sawayama (リナ・サワヤマ) など、各分野で輝き続けるアイコニックな人気セレブ40名が一堂に集結。歴史に残る一冊となった。

Sloft Édition 04


パリを中心に、コンパクトなインテリアとライフスタイルを紹介する、建築とデザイン装飾愛好家のための雑誌。4号では、パリと近郊の街に訪れ、地域住民と触れ合いながら、クリエイティビティに満ちたコミューンの改革に迫る。また、マドリード、東京などへも出向き、そこに住む人々の個性を反映したインテリアのセレクションを体感する中で、都市生活での制約や不可解さ、そして現実逃避に対するユニークな答えを提案。その中でも、今回は都市における自然の位置づけに着目。多くの専門家にインタビューし、都市における自然の役割の変化、また、長期的に住みやすい都市にするための解決策を分析している。

Buffalo Zine No.17


現在ロンドンを拠点とするスペイン出身の David Uzquiza (デイヴィッド・ウズクイザ) と Adrian Gonzalez-Cohen (エイドリアン・ゴンザレス=コーエン) が2011年に創刊した新感覚カルチャーマガジン。毎号テーマに合わせてフォーマットからロゴ、デザインまですべてをガラリと変えるスタイルが、読者に驚きとインパクトを与えており、各国の有名雑誌から惜しみない賛辞を贈られるほど、世界に向けて変化と革新を見せ続けている。今回紹介する17号では「COFFEE & CIGARETTES」をコンセプトに、『Buffalo Zine』としては初の試みだったモノクロの写真を全編にわたり使用した。Adrian Gonzalez-Cohen は、今号を「霧が立ち込める冬の朝、湯気があがるコーヒーを見ながら香りを感じる瞬間や、写真館の外でタバコを吸っているような気分」とコメント。

ENCENS ISSUE 50


フランス発のファッション&カルチャーマガジン『ENCENS』は、2002年の創刊から本号で50号目を迎えた。写真家の Sybille Walter (シビル・ウォルター) と、ファッションエディターの Samuel Drira (サミュエル・ディラ) が、デザイナーの視点からアートフォームとしてのファッションにスポットを当て制作された雑誌だ。50号では Sybille Walter が『ENCENS』創刊時から撮り溜めていた未公開写真を公開。さらに長年同誌の特集ページに寄稿し一緒に歴史を作り上げてきたエディターたちが、自身のファッションに対する感覚に大きな変化があった瞬間を語る。ファッション批評家の Angelo Flaccavento (アンジェロ・フラッカヴェント) は、イタリアで過ごした幼少期について、「フランスの知性・哲人」とも称されるアーティストの Serge Lutens (セルジュ・ルタンス) は、現在の居住地であるモロッコのマラケシュを舞台に、これまでのクリエイティビティの背景にある物語を語っている。

THE NEW ORDER 29


世界各国に熱心なファンを持つストリートカルチャーのオンラインメディア『SLAMXHYPE』から派生したファッションカルチャーマガジン。ニュージーランド出身で現在は日本に在住、元サッカー選手という異色の経歴をもつ JamesOliver (ジェームス・オリバー) が、国内外のカルチャーを独自の切り口で取り上げ、オリジナリティ溢れる特集や良質な情報を発信し続けている。本号の特集は「WORLD IN MOTION」。俳優の長澤まさみや、画家の空山基、アメリカ人総合格闘家 Khalil Rountree Jr. (カリル・ラウントリー・ジュニア)、ラッパーの Freddie Gibbs (フレディ・ギブス)、ナイジェリア出身の歌手 OMAH LAY (オマ・レイ) といった、ジャンルを問わず様々な分野で活躍している人々にフォーカス。

TYPE ONE Issue 07


タイポグラフィーとグラフィックデザインにフォーカスした情報を世界へ発信するために、エディターの Amber Weaver (アンバー・ウェイバー) を中心としたクリエイターチームが、2019年にロンドンで創刊したデザイン誌。今号は、私たちが日常生活ですでに触れているであろうコードに焦点を当て、「機能性」と「芸術的可能性」の2つのレンズを通してクリエイティブコーディングについて深掘りする。韓国生まれのデザイナー Yehwan Song (ソン・イェファン) によるインタラクティブで型破りな Web サイト構築や、元ペンタグラムのデザイナーで現在は自身のエージェンシーの代表を務める Talia Cotton (タリア・コットン) によるアルゴリズミックなデータ主導のブランドアイデンティティなど。デザインスタジオがクリエイティブなソリューションを生み出すためのツールとして、コードをどのように活用しているのかを探っていく。

UNION Issue 18


「ファッション写真とアート写真が境界線なく共存し、見る人の想像を掻き立てるような雑誌を作りたい。」という想いから2012年に誕生した日本発のフォトマガジン『UNION』。前号から1年9か月ぶりの発売となる最新18号では、UK版『VOGUE』や『New York Times』の雑誌写真などで活躍し、写真業界から最も注目とリスペクトを受け続けているイギリス人アーティスト Jack Davison (ジャック・デイヴィソン) 氏や、「KYOTOGRAPHIE」(2015年)、「東京国際写真祭」(2015年)への参加、ニューヨークのコンデナスト本社ビルでの展示など、国内外で作品発表経験のある山谷祐介氏、今年同誌出版社よりロンドンを舞台にした写真集『September in London』を出版した当山礼子氏など、今回も国内外から様々な経歴の写真家が参加し、東京、パリなどをはじめ様々な都市や地域で撮影された作品が集まった。“美しく上品なものはいつだってタイムレス”という哲学をコンセプトにする同誌には時代の流れを感じさせない、10年後、20年後、50年後も楽しめる、クラシックでいて先鋭的なエディトリアルが詰まっているのが魅力。

More Or Less ISSUE No. 7


ネットが普及し、見たい情報や商品が1回のクリックで簡単に手に入れることが出来る現代。イギリスのファッション雑誌『More Or Less』では、過剰量産されるファストファッションを安易に買うことへの警鐘を鳴らし、私たちの服選びについて問題を提起している。サステナビリティを大きなテーマと掲げる同誌では、従来の「消費スピードのはやい」「季節に応じた」ファッションを取り上げるのではなく、あらゆる垣根を超えた多種多様なファッションを紹介している。最新号は、映画『ワンダーウーマン』(2017)に出演し、モデル兼生態学者としても活動する Zinnia Kumar (ゼニア・クマール) を表紙に起用。誌面では、彼女がオーストラリアの動物の保護活動について語る特集を掲載する。そのほかにもイギリス陸軍特殊空挺部隊出身の Bear Grylls (ベア・グリルス) や、ピンク色の皮膚が特徴の絶滅危惧種アマゾンカワイルカなど全7種の表紙を展開。アマゾンカワイルカが表紙の売上は、近年のアマゾン干ばつに苦しむ動物たちの救済のために世界自然保護基金(WWF)に寄付される。

seven seven seven No.02


ロサンゼルスを拠点とする気鋭ブランド SEVENTH HEAVEN (セブンス ヘブン) のクリエイティブディレクターであり、ファッションコンサルタント、モデル、スタイリスト、デザイナーなど、マルチな肩書きを持つ、John Ross (ジョン・ロス) が、2022年に創刊したファッション誌。今号は Girls Don’t Cry (ガールズドントクライ) や Wasted Youth (ウェイステッド ユース) など、ストリートシーンで人気を博すブランドのデザイナー VERDY (ヴェルディ) を特集。アートディレクターとして一線を走り続ける彼の取り組みや今後について語ってもらった。さらに、日本出身や日本で活動するアーティストにもフィーチャー。1000部限定なので、気になる方はお早めにチェックを!

a magazine curated by sacai


毎号世界的なファッションデザイナーをゲストキュレーターとして迎え、その世界観を探究していく、アントワープ発のコンセプトマガジン。各号デザイナー色が色濃く反映され、ページをめくる毎にそのブランドの世界感に入り込むことができる。最新号のゲストは、sacai (サカイ) の創設者兼デザイナーの阿部千登勢。一流のフォトグラファーたちによって撮影されたポートフォリオでは、俳優の窪塚洋介や忽那汐里などの著名人が、sacai の私物コレクションを身にまとっている。また、「食」のストーリーの三部作『saCOOKBOOK』では、京都の老舗和菓子屋であるとらや、ミシュラン二つ星シェフ成澤由浩、ニューヨーク・ブロンクスを拠点にする3人組のフードコレクティブ Ghetto Gastro (ゲットー・ガストロ) が本号のために制作した料理を掲載。多角的な視点でブランドの魅力を追求したボリュームのある1冊。

W Korea Vol.9


2005年に創刊された韓国を代表するファッション誌。文化、ファッション、アート、セレブ、映画のレンズを通してスタイルに関するストーリーなどを特集するアメリカ発ファッション誌の韓国版となる。大きな誌面を効果的に使い、他の雑誌とは一線を画したレイアウトが特徴だ。今号は、世界的 K-POP アーティスト BTS (ビーティーエス) の V (ヴィ) を特集。アルバム『Layover』で待望のソロデビューを予定している彼の意気込み、メンバーへの思いなどが語られた特別なインタビューを掲載。さらに、今年の7月にグローバルアンバサダーに就任した Cartier (カルティエ) とともに、まだ見ぬ底なしの魅力を披露している。

KALEIDOSCOPE Issue 42


2009年にミラノで創刊された『KALEIDOSCOPE』は、「大胆で生意気な現代美術誌」を謳うアート誌。その名の通り、万華鏡のように常に新しいものを追い求め、大胆なアートディレクションと、先見性のあるアーティストやイメージメーカーによる現代作品を特集している、革新的なマガジンである。今号は、6種類の表紙を発表しており、海外でも高い評価を得ている映画監督の三池崇史、ジャマイカで最も有名なダンサーの Popcaan (ポプカーン)、イギリスのメンズウェアブランド Martin Rose (マーティン ローズ) が表紙を飾っている。多方面で活躍するクリエイターが集まり制作された1冊は必見だ。

Magazine B #94


1冊でひとつのプロダクトやサービスを取り上げ、緻密な取材とインタビューによって、その魅力を深掘りするドキュメントマガジン。同誌は主にブランドマネージャーや、マーケティングに興味のある人をターゲットに、ブランドの隠された感性やその国や地域の文化などを紹介。忖度なしの独自の目線で雑誌作りに向き合う姿勢が伺える。94号目の今回は、1984年の創業以来5代続く家族経営で、世界中に愛好家の多いブランド Barbour (バブアー) にフォーカス。長年にわたり支持を集め、新しい時代ごとにダイナミックにその歴史を重ねてきた Babour の魅力について解説している。

DAILY THINGS Volume 2


2020年にパリにて創刊された『DAILY THINGS』は、日常の何気ない風景をコンセプトに掲げたフォトマガジン。今号は、写真家たちが自身の持ち合わせるヴィジョンと向き合いながら、ファンタジーを超えたより深く個人的なテーマを基に制作を行なった。パリを拠点にする写真家 Estelle Hanania (エステル・ハナニア) は、日常的なカントリーハウスの風景を超自然的なものとして捉えた。また、アメリカ人フォトグラファーの Bobby Doherty (ボビー・ドハティ) は、一人の人間として、無邪気な心で感じとった日常生活や風景をスナップした。その他にも、それぞれの写真家のスタイルに沿ったさまざまな日常風景が彩られ、ミステリアスでありながらも感情を揺さぶられる1冊となっている。

System Issue 21


2013年にロンドンで創刊された『System』は、その時に最も注目すべきである人物への長編対談を、ポートフォリオとともに掲載しているファッションマガジン。当初はファッション業界人向けに発行されていたが、業界で活躍する人々から提案される最新の流行スタイルが多く閲覧できるため、一般の読者にも愛されている。創刊から10周年を記念した最新号は、ハイファッションの終わりなき成長の象徴として、過去10年間のファッションウィークを特集。現在も業界で活躍をし続けているアートディレクターやデザイナー、スタイリストなど122人にインタビューし、未来に繋げるキーポイントを探っていく。

eye-C No.08


ヨーロッパを拠点にしながら、ニューヨーク、ベルリン、ロンドンといった世界各地にいるクリエイターを通じて、その土地で生きる人々のファッションやカルチャーなどを独自の視点で捉え、発信しているライフスタイルマガジン。最新号では、鎌倉のビーチと京都のストリートを舞台に、yoshiokubo (ヨシオクボ) や SOPHNET. (ソフネット)、White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング) などの最新情報を紹介。また、Arnar Mār Jōnsson (アルナー・マール・ヨンソン) が手がけるメンズウェアレーベル RANRA (ランラ) の特集では、「BLACKWALL」のコンセプトで特集記事を作成した。この記事では、スタジオ写真と使われなくなった採石場で撮影された3D スキャンを使用して、デジタル作品と自然のテクスチャーが融合する世界を作り出している。そのほかにも、2022年に清澄白河にオープンしたギャラリー型コンセプトストア FAAR (ファー) を取り上げるなど、充実した内容の1冊となった。

RO-SÉ: A Book as a Bridge


イタリアを拠点として活動するフランス人アーティスト Nathalie du Pasquier (ナタリー・ドゥ・パスキエ) の作品集。1981年より、建築家の Ettore Sottsass (エットレ・ソットサス) が中心となり、ミラノで結成されたデザイン集団「メンフィス」の創設メンバーとして活動。多くの家具やオブジェ、カーペットなどのデザインを手がけている。現在は、絵画作品を制作し、世界中での個展開催や HAY (ヘイ)、American Apparel (アメリカンアパレル) などとのコラボレーションも行う。本書は、ローマ現代アート美術館 (MACRO) で開催された個展を機に出版され、身近な工具や果物などを描いた静物画や、建造物を思わせる抽象画に加え、展示風景も同時収録。柔らかな配色に幾何学的な図形、ラインや波線が多用された彼女らしい作品集であり、80年代の装飾的なデザインが楽しめる。

Reza Shafahi, the Diary of a Gambler


イラン・テヘランを拠点に活動するアーティスト Reza Shafahi (レザ・シャファヒ) による作品集。プロレスラー引退後、72歳の時にアーティストとしてキャリアをスタートさせたという、ユニークな経歴の持ち主。きっかけは、彼が患っていたギャンブル依存症から抜け出すため、自身の息子でありアーティスト仲間でもある Mamali Shafahi (ママリ・シャファヒ) にデッサン教室を勧められたことからである。本書では、彼の初期から今までの作品が収集されており、その芸術活動の全容を紹介。彼の描くスタイルは花や動物、女性の姿がほとんどで、大胆な線と自由で鮮やかな色彩は、力強い自立した女性を連想させる。出版はインテリア雑誌の Apartamento (アパルタメント)。

WINDOW SHOPPING


ニューヨークとロサンゼルスで、アーティスト、ファッションイラストレーターとして活動する Kelly Beeman (ケリー・ビーマン) による作品集。彼女のインスピレーション源は、ファッションのルックブックやキャットウォークを歩くシーン。刺繍のブルゾンや、ベルボトム、レースドレス、シルバーのイヤリングなど、遊び心に満ちたスタイルが彼女に刺激を与えるのだとか。とはいえ、単なるファッションイラストレーションの域に留まるのではなく、その領域を遥かに越えた意義ある世界観をも作り出す。独学で学んだ社会学を通じて、文化とファッションとの間に生じる関係性、あらゆる社会における根本的な側面から人物像、物語、文化的背景を作りだし、アーティスト、ファッションイラストレーターとして自身を見つめている。そんな彼女のスタイルを楽しむことができる一冊。

DISTANCES


フランス人フォトグラファー Romain Laprade (ロマン・ラプラード) の写真集。『Vogue Paris (ヴォーグ パリ)』や『Holiday (ホリデー)』などの雑誌でグラフィックデザイナーを務めたのち、写真家へと転向。Aēsop (イソップ) や Rimowa (リモワ)、MR PORTER (ミスターポーター)、Hermes (エルメス)、Isabel Marant (イザベル マラン) など、多くのブランドとのコラボレーションを手がける。本書はモダニズム建築を被写体にしたものであり、心を落ち着かせるような細かな描写やミニマルな構成が特徴。彼がとらえる光は、直近の5年間で多くの写真を撮ることで得たものであり、詩的かつ絶妙な絵を作り出している。彼の美的感覚は見るものを魅了する。

The Fendi Set


FENDI (フェンディ) のアーティスティック・ディレクター Kim Jones (キム・ジョーンズ) が、初めて手掛けた2021年春夏クチュールコレクションを記念して発行された。本書はコレクションのインスピレーション源となった、Virginia Woolf (ヴァージニア・ウルフ) の小説『オーランドー』からKim Jones の創造性を紐解く。女優 Tilda Swinton (ティルダ・スウィントン) による序文、Kim Jones による前書きに加え、パリで開催された2021年春夏クチュールコレクションも収録されている。彼の世界観が詰まった、クリエイティビティにあふれた魅惑的な一冊。

As If


オランダ出身のアーティスト Uta Eisenreich (ウタ・アイゼンライヒ) による作品集で、2010年に出版された『A NOT B』の続編。彼女は、普段の生活にありふれたものをディスプレイすることによって、論理、言語、意味に対する独特の遊びを作り出す。質素なオブジェが、それ自体が意味を持つ抽象的な形へと変化し、欲望や不吉な未来の前兆を感じさせる。広告のような単色の背景とライティングによって、決して隣り合わないオブジェ同士が放つ独特の関係性に引き込まれるような感覚を覚える作品集。彼女は作品を通して、日常生活に疑問を投げかけているのだ。

Casually Sauntering the Perimeter of Now


デザイナー、アーティストとして活動する Misha Kahn (ミーシャ・カーン) の作品集。アッサンブラージュで知られる彼の作品は、家具や照明に水中のモザイク彫刻やゴミなどを取り入れたデザインが特徴。アーティストでもデザイナーでもなく、枠にはまらず常に新しい素材や技術的な挑戦を続け特異な発想や美学を持つ彼は、同世代のクリエイターにおいて先駆的存在でもある。本書は、Dries Van Noten (ドリス・ヴァン・ノッテン)、Todd Oldham (トッド・オールダム)、Su Wu (スー・ウー) といったクリエイティブ業界の著名人達との対談も収録された、読み応えのある一冊。

À MON SEUL DÉSIR


日本でも絶大な支持を得る、ロンドンを拠点とするファッションブランド Kiko Kostadinov (キコ・コスタディノフ) による写真集。パリ・ファッションウィークで発表された、2022年春夏ウィメンズコレクションの制作過程を追った一冊。今回のコレクションを手がけた、Deanna Fanning (ディアナ・ファニング) とLaura Fanning (ローラ・ファニング) にフォーカスし、ショーの様子や裏側を収録している。写真を手がけたのは、日本人アーティスト E-WAX (イーワックス)。目を惹く深紅のハードカバーは、新進気鋭のアートディレクター Daniel Sansavini (ダニエル・サンサヴィーニ) のデザインによるもの。記念すべき初のウィメンズコレクションの発表に伴い、500部限定で出版された。

apartamento issue #31


2008年に創刊した、バルセロナ発のインテリア雑誌。一般的なインテリア誌とは一線を画した本誌は、日本のみならず世界各国でカルト的人気を博している。毎号、インテリア誌でよく見る「おしゃれできれいな部屋」に疑問を持ち、「住人の個性が滲み出ているような部屋」にフィーチャー。過去には、美術家の横尾忠則や映画監督の Wesley Anderson (ウェス・アンダーソン)、カリスマ主婦の Martha Stewart (マーサ・スチュワート) など、各国の文化人の部屋を特集。最新号では、2022年に写真界のノーベル賞とも言われる「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞した、インド人写真家の Dayanita Singh (ダヤニータ・シン) を取り上げ、表紙にはデンマーク人アーティストの Tal R (タル・アール) の作品を起用するなど、この瞬間に最も注目度の高い人物とともに制作されている。

ARK JOURNAL VOLUME Ⅸ


2019年にスカンジナビアにて創刊され、「私たちの周りの空間、そこに置くオブジェクト、そのオブジェクトの作り手」をテーマに、デンマークのインテリア雑誌エディターである Mette Barfod (メッテ・バーフォード) が手がけている。本誌では、建築、デザイン、アートの架け橋となるべく、スカンジナビアの美学や価値観の永続性にフォーカスし、優れたアイディアや独創的なデザイン、使用されている素材についての議論を展開。最新号では、「何がすでに存在しているのか」という問いを掲げ、新しいプロジェクトや修復、拡張に対して注がれる創造性と、それに伴う努力を垣間見ることができる。

Griffé 1


2023年春に新しく刊行された、パリ発のファッション誌。ファッション史家の Salomé Dudemaine (サロメ・デュデメイン) とヴィンテージ専門家の Julien Sanders (ジュリアン・サンダース) によって創刊された。 世界的にもよく知られているファッションブランドに保管されている記録を紐解き、それに携わる人々へのインタビューなどを通じて、彼らのブランドの企業史や商業史を明らかにする。記念すべき創刊号で特集されるのは、Maison Margiela (メゾン・マルジェラ)。メゾンの隠された秘密に迫り、まだ知られていないストーリーを探究する。
※仏/英併記

HOLIDAY No.391


毎号、世界各地の一国にフィーチャーするトラベルカルチャー誌。1946年から1977年にかけてアメリカで発行され、最盛期には100万人以上もの購読者がいた、伝説的な雑誌。一度は廃刊するものの、2014年に Balmain (バルマン) や Isabel Marant (イザベル マラン) などのアートディレクターを務める Franck Durand (フランク・デュラン) によって、パリで復刊。最新号はトルコのイスタンブールを特集。トルコ式公衆浴場体験記やトプカピ宮殿の歴史について深掘りする。また、「アジアの初期」という特集では、モトーラ世理奈をモデルに撮影した、写真家ホンマタカシの作品も掲載。

HOMME girls VOLUME 9


2019年 NY にて創刊。メンズウェアを取り入れた装いを好み、そしてまとう女性に向けて制作されたインディペンデント誌。旧来の女性観やトレンドに縛られない、自由で新しいルックをテーマにした『HOMME girls』は、NY のファッション業界を牽引してきた Thakoon Panichgul (タクーン・パニクガル) が自身のブランドを休止し、創刊した。最新号では、モデルで俳優の水原希子や、実業家でモデルの Kylie Jenner (カイリー・ジェンナー)、映画『ゴーン・ガール』にも出演した、モデルで女優の Emily Ratajkowski (エミリー・ラタコウスキー) など、さまざまな媒体で活躍する女性を特集している。

Interview ISSUE 548


ポップアートの旗手とも呼ばれたアメリカ出身の世界的画家 Andy Warhol (アンディ・ウォーホル) によって1969年に創刊された。本誌は、『Interview』の名の通り、映画、音楽、アート、文学、ファッションなどのサブカルチャー界で活躍している人物へのインタビュー記事を掲載している。最新号では、カナダのトロント出身のシンガーソングライターであり、デビュー後から驚異的な記録と鮮烈な印象を残した The Weekend (ザ・ウィークエンド) にフォーカス。

l’etiquette MEN #10


編集長 Gauthier Borsarello (ゴーチェ・ボルサレロ) と、トラベル誌『HOLIDAY』の編集長Franck Durand (フランク・デュラン)、Mark Beauge (マーク・ボウジェ) などが手がけるパリのメンズファッション雑誌。毎号季節のトレンドが掲載されており、アートワークとしてのファッションではなく、実際に読者が購入して着こなすことのできるスタイリングが多く紹介されている。最新号の特集にはアメリカの元プロボクサーの Mike Tyson (マイク・タイソン) のリング上でのスタイリング流儀や、映画『カジノ』にて、俳優 Robert De Niro (ロバート・デ・ニーロ) の衣装を担当した Rita Ryack (リタ・ライアック) によるインタビューも掲載。

l’etiquette FEMME #01


パリ発のメンズファッション誌『l’etiquette』のレディース版。仏新聞『MADAME FIGARO』の Emilie Faure (エミリー・フォール) と Marie Ottavi (マリー・オッターヴィ) が共同で創刊した。雑誌のコンセプトはメンズ誌と同様で、読者が実際に真似しやすいスタイリングを掲載。今号で注目すべきは、90ページから始まる、かつて表舞台で起こった女性軽視に繋がる100のファッションスタイルの特集。過去を振り返りながら未来へ進む私達へ、ファッションの意義と意味を問いかける。
※仏語のみ

self service No.58


PRADA (プラダ) や CHANEL (シャネル) などのブランドを手掛けてきたクリエイティブディレクターの Ezra Petronio (エズラ・ペトロニオ) と『 VOGUE PARIS』 のファッションディレクターとして活躍した Suzanne Koller (スザンヌ・コラー) によって、1994年パリにて創刊した、ファッション&カルチャー誌。常に世界のクリエイターから高い注目を集めており、斬新でアーティスティックなビジュアル、質の高いテキストページが特徴。今号で注目すべき特集は、有名雑誌のエディターや世界的に活躍しているフォトグラファー、スタイリストなどが自身に影響や刺激を与えた瞬間やアイコンをあげ、それをどのように自身のキャリアに繋げたかを語ったインタビュー。