theory
with saila kunikida
The Fashion Post
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私たちのセオリー、自信を与えてくれる服 vol.1 国木田彩良

履き心地がよく、完璧にフィットするパンツ。1997年にニューヨークで生まれた Theory (セオリー) の原点は、革新的なストレッチ素材を用いた1本のパンツだった。

最高の素材で丁寧に仕立てられたアイテムは、その人のライフスタイルや感性をより良い方へと導き、刺激を与える力を持っているというフィロソフィーを掲げる Theory。1分でさえ無駄にできない朝にあっても、迷いなく身につけることができ、自信を持って昼から夜まで最高のパフォーマンスを発揮できるワードローブとともに、現代女性に真摯に寄り添ってきた。

そんな Theory が今シーズン、自信を持って紹介するのは、ブランドのロングセラーである「Admiral Crepe」素材を用いたワイドパンツ。リラックスしたシルエットでありながら、ラフになりすぎない質感と美しいドレープで、シーズンレス/シーンレスに活躍してくれる新たなステートメントアイテム。より多くの女性にその魅力を届けるべく、活躍するフィールドやライフタイルも異なる4名を迎え、それぞれらしく着こなしてもらうことにした。

トップバッターは、クリエイティブ・ディレクターとして活躍する国木田彩良。幼少期を海外で過ごし、現在も東京とニューヨークの2拠点で活動する彼女らしい着こなしとは(第1回/全4回)。

theory
with saila kunikida

model: saila kunikida
photography: masahiro sambe
videography: michi nakano
styling: saki nakazawa
hair & make up: yuko aika
interview, text & edit: manaha hosoda

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パンツ ¥37,400、ジャケット
¥64,900、プルオーバー ¥22,000/すべて Theory (セオリー)、シューズ/スタイリスト私物
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ひと目見ればわかるその上質な生地は、Theory が誇る「Admiral Crepe」。ドライタッチのトリアセテートで、さらりとした肌ざわりが湿気の多い時期でも快適な着心地を叶える。主張しすぎず、それでいて高級感を醸す光沢感と、ハリのある質感は、着る人に安心感を与えてくれる。国木田は、同素材のジャケットを新作コレクションから羽織り、潔くセットアップに。ゆったりめのダブルブレストが、彼女のノンシャランなスタイルを強調する。また、軽やかでシワになりにくいから、自宅でのリラックスした時間でもストレスフリーに過ごせるはず。国木田が時間をかけて収集したというオリジナルの家具と、オリジナルプレスを中心としたレコードコレクションを揃えた特別な空間にも、心地よくフィットする。

パンツ ¥37,400、カーディガン ¥39,600、プルオーバー ¥30,800/すべて Theory (セオリー)
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—ブラックのセットアップが非常にお似合いでした。

スーツのように着れるのに、かたくない生地がすごくいいなと思いました。仕事のためにスーツを着るとしても、男性の真似はしたくない。フェミニンではいたいんです。最近は、スーツも着やすいものを選ぶ人が増えていると思います。仕事から、そのままご飯に行ったり、飲みにいけるような。フランスでは仕事から着替える人も多くて、私もかつてはそうでした。以前は、見た目から相手をインプレス(感心)させたいという気持ちがありました。でも30代になって、自分がどういう人間かやっとわかり始めてきてからは、着飾らなくても自信が持てるようになったんです。こういうシンプルな装いこそ、その人の性格が出ますよね。

—着る人を選ばないシンプルなデザインが魅力的ですよね。

どんな年代でも着られる服というのも珍しいですよね。ラグジュアリーとは何かということを考えると、たくさんモノを買っているかではなく、いいモノを長く使うことだと思います。ずっと着られるものをだけを手元に置いておきたい。実際に Theory のパンツを履いてみると、すごくいい生地を使っていることがわかって、長く着られそうだと思いました。

—国木田さんはもともとモデルとしてご活躍されていましたが、最近の活動についても教えてください。

もともと私はモデルをやりたい、自分ができるとは思っていませんでした。ずっとクリエイティブな仕事をしたいと思っていたので、学校に通ってデザインやマーケティングを勉強しました。今はクリエイティブエージェンシーに、クリエイティブ・ディレクター、クリエイティブ・プロデューサーとして所属しています。やっと自分の世界観を作れることができて、すごく幸せです。クライアントにはファッションブランドも多いのですが、ファッションの仕事はモノを売るだけではなく、エモーションを作る側面もあります。それがカルチャーにつながっている。自分の生い立ちを活かして、日本と海の橋渡しをしながら、そういう仕事をしていきたいと思っています。