Akane Hotta

佇まいに宿るパリの品格。アレクサンドル ドゥ パリと堀田茜 vol.3

冬の気配が深まるたびに、装いは静かに表情を変えていく。パリで誕生したヘアアクセサリーブランド ALEXANDRE DE PARIS (アレクサンドル ドゥ パリ) は、そうした繊細な変化に寄り添いながら、日常に洗練を落とし込む存在だ。名だたるミューズたちのヘアを手がけてきた創業者 Louis Alexandre Raimon (ルイ・アレクサンドル・レモン) が追求したのは「髪そのものを芸術へ」という揺るぎない美学。1971年の創業以来、フランスのアトリエで受け継がれる職人技は、ヘアアクセサリーを「装飾」ではなく「佇まい」へと昇華させてきた。

今回、ALEXANDRE DE PARIS が紡いできた哲学を、現代のミューズとして受け止めるのは、俳優、モデルとして活躍する堀田茜。軽やかに揺れる髪からのぞく上質な輝き。日常の装いにひとさじのエレガンスを(最終回/全3回)。

ALEXANDRE DE PARIS
with Akane Hotta

model: Akane Hotta
photography: Kazuki Iwabuchi
styling: Midori
hair: Takayuki Shibata
make up: Shino Ariizumi
text: Miku Oyama
edit: Miku Oyama & Hinano Ako

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(左から)パールバレッタ ブラック、ブラウン 各 ¥49,500/ともに ALEXANDRE DE PARIS (アレクサンドル ドゥ パリ)

ドレス ¥83,600/YOHEI OHNO (ヨウヘイ オオノ)、シューズ ¥69,300/KATIM (カチム)、その他/スタイリスト私物

ダークトーンが増えるこれからの季節、スタイリングに軽やかな抜け感をもたらすのがクラシカルなパール。大ぶりのスワロフスキー®・クリスタル パールを配したバレッタは、ミニマルなダウンヘアにそっと存在感を添える一品。直線的なワンピースとパールの柔らかな丸みがコントラストを描き、モードな佇まいの中に上品なフェミニニティを宿す。