記憶とともに装う。ヘルノと安斉星来 vol.3
受け継がれる服には理由がある。トレンドに左右されないデザインと上質な素材。日常に寄り添いながら、長く愛されるための機能性。イタリア発のライフスタイルブランド HERNO (ヘルノ) は、その価値を体現し続けてきた存在だろう。HERNO が打ち出すのは、軽やかさと機能性を軸にした、ミニマルで洗練されたスタイル。なかでもウィメンズコレクションは、素材や構造によって引き出されるしなやかな美しさが特徴で、年齢やスタイルに縛られず、着る人の感覚に寄り添いながら、自由に受け継がれていく。2026年春夏コレクションでは、その美意識を受け継ぎながら「長く着られる服」をモダンに再解釈。軽量ナイロンやテクニカル素材に、リネンやデニムといった軽やかな天然素材を重ねることで、機能と日常の境界をゆるやかに溶かしていく。
そんな最新コレクションに袖を通したのは、今もっとも注目を集める若手俳優のひとり、安斉星来。時代の空気をまといながらも流されることなく、自身の輪郭を保ち続ける凛とした佇まい。HERNO の服が持つタイムレスな魅力、そして現代的な女性像を映し出す(第3回/全4回)。
herno
with seira anzai
model: seira anzai
photography: shota kono
styling: ayumi hamamoto
hair: kazuhiro naka
make up: takenaka
text: miku oyama
edit: natsume horikoshi, miku oyama
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白いワンピースは、時代を超えてもなお、変わらない魅力を持つ。安斉がまとうのは、フラワーモチーフのアイレットレースをあしらったシャツドレスだ。コットン98%の軽やかな素材が素肌に寄り添い、空気をはらむたびに、その美しさを静かに浮かび上がらせる。一方で、ギャバジン素材のコートは、テーラード風仕立てならではの端正さを備えた一着。クラシックなムードを残しながらも、現代的なバランスで再構築されているコートは、実用性も抜群。上品なつや感を残しながらも、耐久性、撥水性を高めた、日常に寄り添う機能美を体現する。
コート ¥181,500、シャツ ¥126,500/ともに HERNO (ヘルノ)、インナー、シューズ/ともにスタイリスト私物











