Peter Dundas (ピーター・デュンダス) による Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) が始動、デビューコレクションがミラノにて発表

Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ) 2016年春夏コレクションが、26日ミラノにて発表された。ブランドの創設者である Roberto Cavalli に続いて、新しくクリエイティブ・ディレクターに就任した Peter Dundas (ピーター・デュンダス) によるデビューにあたる今季。ブランドの本質に回帰し、現代の新しい Roberto Cavalli ウーマンを定義するコレクションでは、アーカイブを巧みに踏襲しながらもダイナミックで若々しいスタイルを提案した。

ファーストルックに登場したのは、タイダイ染めのデニムベストにプリントを施したボトム。続いて登場したレンガ色のロングジャケットやペールトーンのデニムセットアップなど、これまで強く押し出されることの無かったワークウェアの要素は、センシュアルなレースアップや抽象化されたアニマル柄によってグラマラスな印象へと作りかえられている。

大胆なラッフルが目を引くスカートに合わせられたのは、クリーンなカッティングのカットソー。同じく風を孕むトーレーンがロマンティックなドレスには、グラフィティペイントを施したボマージャケットが合わせられた。

華やかなプリントや装飾が目を引く中、自由の神話の象徴であるペガサスをモチーフにしたジャカードファブリックは、新生 Cavalli の新たな方向性、そして過去に対する敬意を示している。

© Roberto Cavalli

 

HP: www.robertocavalli.com