北村匠海と高橋文哉。ディオール「テ カシミア」ホワイトティーの香りが紡ぐ、穏やかなひととき
Christian Dior (クリスチャン・ディオール) を生涯魅了したのは、日本の文化に流れる穏やかな時間だった。幼少期を過ごしたレ リュンブ邸を彩っていた浮世絵をはじめとする日本美術や伝統染織、工芸品に宿る繊細な美しさ。空間に息づく安らかさと静謐さ。クチュリエであると同時にパフューマーでもあったムッシュが愛する洗練された日本文化にオマージュを捧げ誕生したのが、Dior (ディオール) のフレグランス「ラ コレクシオン プリヴェ テ カシミア」だ。
フランス語でお茶を意味する「Thé(テ)」と「Cachemire (カシミア)」の名を持つこの香りは、日本のお茶の文化が紡いできたあたたかで親密なひとときと、ディオールのカシミアセーターに包まれた時の心地よさを思い起こさせ、私たちをぬくもりに満ちた穏やかな時間へと誘う。
今回、そんな香りの世界に触れたのは、俳優の北村匠海と高橋文哉。連続テレビ小説『あんぱん』での初共演を機にプライベートでも親交を深める二人。「テ カシミア」を纏った彼らに、二人の特別な関係について話を伺った。
Takumi Kitamura & Fumiya Takahashi
model: Takumi Kitamura & Fumiya Takahashi
photography: Mai Kise
videography: Taro Okagawa
styling: TOKITA
hair & make up: KUBOKI (Takumi Kitamura) & Toshiyasu Oki (Fumiya Takahashi)
prop styling: Yuusuke Ishii
edit & text: Sena Kuroda & Tomomi Matsui
sponsored
「ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール テ カシミア オードゥ パルファン」50mL ¥28,270、100mL ¥48,400、200mL ¥71,500/Parfums Christian Dior (パルファン・クリスチャン・ディオール)
Dior の物語を22の香りで綴る特別なフレグランス コレクション「ラ コレクシオン プリヴェ」の中で、日本と Christian Dior の深い絆を描いた「テ カシミア」。透明感のあるベルガモット、しなやかなマグノリア、繊細なホワイトティーに、ムスクの優しい余韻。二人が「涼しかったあの頃の日本の夏」「どこか丸くて、風に乗って感じる」と表現したこの香りは、日本文化が持つ自然観や余白の美しさを映し出している。
―「テ カシミア」の印象を教えてください。
北村匠海(以下、北村): 日本にインスパイアされている意図がすごく伝わる香りでした。この撮影の日はすごく暑かったのですが、香った瞬間に「涼しかったあの頃の日本の夏」という感じがして。今というよりは昔の日本の、涼しげだったあの日、みたいな。
高橋文哉(以下、高橋): 緑を感じる。爽やかさというか。
北村: そうそう。だから、僕ら日本人の肌感とか質感とか、生き方にすごく合う感じがしますね。
高橋: 僕が感じたのは、流れていくようなイメージ。どこか丸くて、風に乗って感じる香り。優しくて、普段使いしたい香りだなと思いました。
―どんな時につけたい香りですか。
北村: 文哉が言う通り、特別な日というよりも、日常に合う感じがします。主張が強すぎないので、普段のなんでもない時間に馴染む。カフェに行くとか、日常のちょっとした贅沢を楽しむ日につけたいです。
高橋: どこかに連れて行ってくれるような香りなので、例えば散歩の時。散歩の前につけたら、活動的な気持ちになれそう。歩きながら時折ふわっと感じる香りに癒されて、目線を上げて歩いていけそうだなと思いました。
北村: シャツ ¥330,000、パンツ ¥195,000、シューズ ¥210,000 高橋: コート ¥960,000、シャツ ¥130,000、ショーツ ¥160,000、ブーツ 参考商品/すべて Dior (ディオール)
―今回は香りの世界観に合わせて、親交の深いお二人で撮影を行いました。
北村: 文哉と仕事するのは久しぶりだよね。なかなかね、お忙しい方ですから。
高橋: 誰が言ってるんですか。ついこの間、ご飯には行かせていただきました。
北村: プライベートでは会っているんだけどね。
高橋: 仕事ではなかなか会えていないんです。だから今日はもう、嬉しくて。
北村: 昨日の深夜に「明日はお願いします!!!」って連絡が来て。「そんな全力で?」と笑ってしまいました。
高橋: ビックリマークが足りなかったんじゃないかなって思っています。
北村: 嬉しかったですね。久々に良い意味で肩の力を抜いて撮影できたなと思います。
高橋: まだ喋り足りないくらいです。
―プライベートでも仲が良いとのことなのですが、お互いはどのような存在ですか。
北村: 文哉は、昔の自分を見ているような雰囲気もありつつ、でも彼自身に漂っているのは僕にとってはすごく新鮮な「熱」で。芝居への熱量もそうなんですが、赤でも青でもない不思議な炎を持っているんです。一方で、普段生きているときは涼しさのようなものも垣間見えて。そこが魅力的だなと感じています。『あんぱん』では、親友から義兄弟になるような親しい役柄だったんですが、撮影の裏側でも同じような雰囲気で。こんなにまっすぐ慕ってくれる後輩は、なかなか現れないですね。思ったことをちゃんと言葉にしてくれるし。
高橋:「好きです!」みたいな。
北村: そう。そこが嬉しいし、自分もその想いに答えなきゃと思いますね。文哉と仕事をしてない時にも自分はどういう先輩なのかを考えたり。ダサくなりたくない、みたいな感覚が生まれましたね。
高橋: 匠海くんと出会ったときに、衝撃を受けたのを覚えています。最初から「この方とたくさんお話させていただきたい」と思っていましたが、話していくうちにどんどんその魅力に夢中になりました。素直に甘えられますし、相談もできる。悩んだ時に、最初に頭によぎる方です。僕は先輩にも友達にもあまり相談をしないタイプなのですが、匠海くんには会う度に相談をしています。核心をつかないで、「こういう考えもあるし、こういうのもあるし、これもあるよ」みたいに言ってくださる。答えを教えるというより道しるべを立ててくれるのが、すごく嬉しい。先輩という感じでもなく、お兄ちゃんでもなくて、僕の中では「匠海くん」という、不思議なジャンルに入っています。
―そんな親しい間柄だからこそわかる、お互いの知られざる一面があったら教えてください。
北村: 文哉は顔も整っているし、もしかしたら世間からは飄々として涼しげに見えているかもしれないけれど、仕事や人に対する熱量がすごいんです。そしてそこに対して、本当に素直。それってなかなかできることではなくて。プライベートを生きている瞬間も、全てを糧にできる人。ただ「好き」という感情だけではなくて、いつも何かを吸収していて底知れない感じもあるというか。エネルギーがぎっしり詰まっている。人を火傷させる男だと思います。
高橋: それ、ずっと言ってくださいますよね(笑)。
北村: かなり、かなり火傷させる。本当に熱いんですよね。そんなところが魅力だし、だからこそ色んな人が「文哉に任せたい」って思う。
高橋: 僕から見た匠海くんは、ちゃんと言葉にしてくれる人。僕も思ったことを言葉にするタイプですが、匠海くんも同じタイプだと思います。圧倒的な信頼感のある言葉を、さらっと言ってくださる。一般的に見てクールで静かなイメージがあると思いますが、プライベートでご飯に行くと、基本的に匠海君がずっと話してくださるんですよ。匠海くんが8割、僕が2割くらいの割合で。
北村: そうそう(笑)。
高橋: 話を止めても、特に嫌な顔もせず。匠海くんが何の気もなく喋っているのを聞いているのが、一番楽しいです。匠海くんとの関係性は、僕の中でも特別です。
―関係性についてお話が出ましたが、お二人が心地良いと感じるのはどんな人間関係ですか。
北村:求め合わないということが大事だと思います。お互いを分かった上で、相手に何かしてほしいという欲求がない関係。良い面も悪い面も含めて「こういう人なんだ」と思える関係性が、一番安らぎを感じるのかな。楽ですしね。例えば、僕が8割しゃべって、文哉が2割しゃべるみたいな時も、そこに良いも悪いも存在していなくて、ただ心地良いだけ。お互いそうしたいからしている。
高橋: その通りですね。僕は匠海くんとの関係性について考えていたら、「友達先輩」という新しいジャンルを見つけました。
北村: 友達先輩?
高橋: そう。「先輩」でも「友達」でも「先輩友達」でもない、「友達先輩」かなって。後輩としての文哉を求められていないのがわかっているので、僕も肩の力を抜ける。相手が求めている形になって、カチッとはまる瞬間を目指すというよりかは、ぐちゃぐちゃ混ぜて丸になっていれば良い。匠海くんだけじゃなくて、色々な人と接していく中でそう思います。凸凹が綺麗にはまるような関係よりも、ぐちゃぐちゃしながら、綺麗でなくてもいいから一個にまとまるような感覚を大切にしています。
北村: ニット ¥330,000、パンツ ¥390,000、シューズ ¥260,000 高橋: ニット350,000、シャツ ¥115,000、パンツ ¥400,000、シューズ ¥250,000 /すべて Dior (ディオール)










