history of NINA RICCI

1932年、フランス・パリにオートクチュールメゾンを創設。

NINA RICCI

In 1932, their haute-couture maison was founded in Paris, France. The designer was Maria Nielli. The name “Nina Ricci” comes from her husband’s family name (Luigi Ricci) and her nickname being combined together. Maria was born in Torino, Italy, in 1883. Her distinctive features, such as a luxurious, clean patterning and use of material, attracted the Parisienne madams at the time. In 1941 her son Robert Ricci began their perfumery line, and in 1948 the perfume “L’Air du Temps” became a big hit. The crystal pigeon on their bottle, symbol of love and freedom, became the Maison’s iconic fragrance. After Maria’s retirement from the brand, variety of successors had served as the artistic director, inheriting the Nina Ricci’s spirit. From 2018, Dutch-born design duo Rushemy Botter and Lisi Herrebrugh was assigned creative director. They keep creating for the brand with a poetic, playful designs.

1932年、フランス・パリにオートクチュールメゾンを創設。デザイナーはマリア・ニエリ。ニナ・リッチは夫 (ルイジ・リッチ) の姓とニックネームを組み合わせたもの。マリアは1883年イタリア・トリノ生まれ。彼女の特徴は、カットと均整、素材使い。これを大切にしながら、上品でシンプルなデザインで当時のパリマダムたちを魅了した。1941年には息子のロベルト・リッチがフレグランス部門を設立し、1948年に発表した「レール・デュ・タン」がヒット。ボトルに冠されたクリスタルの鳩は愛と自由のシンボルとなり、メゾンを象徴するフレグランスとなった。マリア退任後は数々の後任デザイナーがニナ・リッチのスピリットを引き継ぐ。2018年からはオランダ出身のルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーのデザインデュオがクリエイティブ・ディレクターに就任。詩的で遊び心に溢れたデザインで新たなニナ・リッチを創生。

設立年 1932
本社 Paris, France
クリエイティブ・ディレクター ルシェミー・ボッター & リジー・ヘレブラー
ウェブサイト www.ninaricci.com
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Timeline

1883

マリア・ニエリがイタリア・トリノに生まれる

1932

マリア・ニエリがフランス・パリにアトリエとサロンを併設したオートクチュールメゾンを創設

1941

ロベルト・リッチがフレグランス部門を設立

1948

フレグランス「 l’Air du Temps (レールデュタン)」を発表

1954

ジュール=フランソワ・クラエがデザイン部門を引き継ぐ

1959

「Crocus」コレクションと同名のスーツを発表

1964

ジェラール・ピパールがデザイナーに就任

2007

オリヴィエ ・ティスケンスがアーティスティック・ディレクターに就任

2009

ピーター・コッピングがアーティスティック・ディレクターに就任

2015

ギョーム・アンリがアーティスティック・ディレクターに就任

2018

ルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーがクリエイティブ・ディレクターに就任