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journey in tokyo!

サンダーキャット、東京に現る! vol.1

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journey in tokyo!

model: thundercat
photographer: yusuke yamatani
stylist: koji oyamada
text & edit: manaha hosoda

“超絶技巧”とも評される類稀なベーススキルでオーディエンスを圧倒し、持ち前のキャラクターで常にファンを魅了し続ける Thundercat (サンダーキャット)。4月3日に待望の新作アルバム『It Is What It Is』をリリース。Flying Lotus (フライング・ロータス) が共同プロデュースに名前を並べ、Childish Gambino (チルディッシュ・ガンビーノ)、Steve Lacy (スティーヴ・レイシー)、Louise Cole (ルイス・コール) ら豪華な顔ぶれが揃った客演も大きな話題に。膨大な音楽知識に裏打ちされた鮮やかな音像はそのままに、よりアルバムとしての完成度が追求された本作は、ファンならずとも聴いてほしい1枚だ。

世界トップレベルのミュージシャンであり、自他共に認めるアニメファン。日本のカルチャーに目がないというお茶目な一面を持つ Thundercat は、出世作となったアルバム『Drunk』で「TOKYO」と題されたトラックを発表している。ミュージックビデオでは、彼が東京という街を楽しむ姿がインティメイトに映し出されていた。今回、TFPでは来日中の彼を迎えて、ドメスティックブランドと本人私物をスタイリングしたファッションシューティングを敢行。自身のスーツケースにお気に入りのアイテムをパンパンに詰め込み、張り切って我々の前に姿を現してくれたThundercat渾身のコーディネートをお届けする。

2018年の来日公演後も、2、3ヶ月に1度の頻度で日本に遊びに来ているという Thundercat の東京でのお気に入りスポットは「ポケモンセンター」。もちろんショッピングも大好きで、アニメのグッズショップから気鋭のセレクトショップにまで足繁く通う。北斗の拳のTシャツに Rick Owens (リック・オウエンス) のスニーカーという上級者の組み合わせを披露してくれた彼は、とにかくファッションに対しても「常に挑戦していたい」と話す。「サイズやシェイプ、それに素材だって無難なものは買わないようにしているんだ。ひとつだけルールがあるとすれば、スーツは絶対に着ないことかな」。

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サンダーキャット、東京に現る! vol.1

ジャンプスーツ ¥160,000/AMBUSH® (アンブッシュ®)、カミシモ
¥32,000/Sasquatchfabrix. (サスクワァッチファブリックス)、その他本人私物

Thundercat 『It Is What It Is』国内盤CD ¥2,200、国内盤CD+Tシャツ ¥5,500 (BEAT RECORDS / BRAINFEEDER)

1. Lost In Space / Great Scott / 22-26
2. Innerstellar Love
3. I Love Louis Cole (feat. Louis Cole)
4. Black Qualls (feat. Steve Lacy, Steve Arrington, & Childish Gambino)
5. Miguel’s Happy Dance
6. How Sway
7. Funny Thing
8. Overseas (feat. Zack Fox)
9. Dragonball Durag
10. How I Feel
11. King Of The Hill
12. Unrequited Love
13. Fair Chance (feat. Ty Dolla $ign & Lil B)
14. Existential Dread
It Is What It Is (feat. Pedro Martins)
16. Bye For Now (feat. Michael McDonald) *Japanese Bonus Track

HP:www.beatink.com