Dolce&Gabbana

現代女性の品格。長澤まさみとドルチェ&ガッバーナのニュー・タキシード vol.4

イタリアシチリア島の穏やかな気候に呼応する、優美なクリエーションと卓越したクラフトマンシップで、モードラバーの心を掴んで離さない Dolce&Gabbana (ドルチェ&ガッバーナ)。2024年 秋冬 コレクションでは、男性の礼服であるタキシードをメゾンが得意とするテーラリングを通して革新的なスタイルを提案。Domenico Dolce (ドメニコ・ドルチェ) と Stefano Gabbana (ステファノ・ガッバーナ) の大胆なクリエイティビティが存分に発揮された。

センシュアルでありながら品格を宿す新しいドレスコードを見事に着こなしたのは、圧倒的な演技力で第一線を走り続ける女優の長澤まさみ。その名前を知らぬ者はいないほどの知名度を誇り、本人のファッションセンスも注目の的である。まもなく公開を迎える主演映画でも異なる女性像を華麗に演じ分けていた彼女に今回は、Dolce&Gabbana のしなやかな女性像を自信たっぷりに体現してもらった。(第4回/最終回)

Dolce&Gabbana

model: Masami Nagasawa
photography: Misuzu Otsuka
styling: Rena Semba
hair: Kotaro
make up: Shinobu Abe
edit & text: Honami Wachi

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シャツ ¥594,000*予定価格、スカート¥267,300、ブラトップ*参考商品、カマーバンド¥80,300、パンプス ¥183,700、グローブ ¥51,700、ハット ¥143,000/すべて Dolce&Gabbana (ドルチェ&ガッバーナ)

ランウェイでも視線を集めた、頭からボディまでベールネットに包まれたルックを見事着こなした長澤。コッポラハットから覗く神秘的な表情は、まさにモノクロ映画の銀幕のスター。袖口がたっぷりとしたリボンタイ付きのブラウスとタイトスカートに、タキシードの必需品のカマーバンドをレイヤード。流麗にシェイプされたウエスト、直線を描いて伸びるスカートの美しいラインからDolce&Gabbana のディテールの美学が伺える。メゾンのDNAともいえるタイムレスでベーシックなアイテムを、モードにアップデートしたタキシードスタイルは、現代に生きる女性たちの自信に満ちた眼差しを引き出す。