トゲある薔薇にご用心、守屋光治と DIOR HOMME (ディオール オム) のスイートでハードなフォールルック
Fashion
トゲある薔薇にご用心、守屋光治と DIOR HOMME (ディオール オム) のスイートでハードなフォールルック
Dior homme
with koji moriya
model: Koji Moriya at MEN’S NON-NO Model
photographer: Jorgen Axelvall at W
stylist: Shunsuke Okabe at The Fashion Post
hair: Takeshi at SEPT
makeup: Yosuke Toyoda at ROOSTER
先日、ある友人から薔薇の花をプレゼントされた。今時こんな粋な計らい珍しい、と感心したものだが、次の瞬間ある違和感に気付いた。送られてきた花はどれも、茎に本来ついているはずのトゲが削ぎ落とされていたのである。
薔薇が美しいのは、トゲがあるから。可憐な顔をしながら、過激な素顔。思いもよらない二面性があるからこそ、薔薇は薔薇なのだ。
国木田彩良を起用したファーストシーズン、そして女優安藤サクラによる第2シーズン。続いて今回2016-17年ウィンターシーズンでフォーカスするのは、『The Fashion Post』初のメンズシリーズ「Roses have thorns」。モデルは、言わずと知れた人気メンズファッション誌『MEN’S NON-NO (メンズノンノ)』で活躍する守屋光治。同誌の中でも随一のプロポーションを武器に、トップデザイナーからのラブコールを一身に受ける “Heart-throb (ハートスロブ)” は、俳優としての活動にも意欲的。由緒正しいテーラーの家系に生まれたという彼の優雅な身のこなしは、パンクスタイルをインスピレーションにした今季 DIOR HOMME (ディオール オム) のルックを更に耽美に見せてくれる。
Q&A With Koji Moriya
—ファッションに興味をもったきっかけは?
テーラーだった父の影響で、子どもの頃からファッションに感心がありました。
—これだけは欠かせない、自分のスタイルを完成させる必須アイテムは?
黒のハイソックス。
—『MEN’S NON-NO』の中でライバルのモデルはいる?
特にいないですが、同い年の成田 (凌) にはいい刺激をもらってる。